1. HOME
  2. 特集
  3. COLUMN – アングラHIPHOPアーティスト紹介

COLUMN – アングラHIPHOPアーティスト紹介

 

daft, INDIAN CREW として全国的に活躍する、東海地区を代表するHIPHOPダンサー『UC』による SOUL CITY NAGOYA COLUMN 第五弾!

 


 

どうもです。UCです。

気がつけば3月も終わりを迎えますね。

まさに三寒四温繰り返して、桜も満開となり、 待ちわびた春がきました~◎

出逢い、別れ、いろいろなことがある季節ですが、 皆さんは最近良い音楽に出逢ってますか?w
音楽って確実に人生を豊かにするものだと思うし、 自分の好きな音楽に出逢えた時って震えますよね。

 

今はこれだけ情報に溢れた社会で、自分でも気づかないうちに、自然と音楽を浴びている時代と環境だからこそ、

聴こえてくる音楽の中で好き嫌いを決めるだけじゃなくて、

自分でまだ見ぬ、まだ聴かぬ音楽を探し出して、選んで聴いていくってことがさらに自分自身や人生を深く豊かにしていくのかなと思ったりしています。

大げさだけど。

 

そんなわけで、 今日は僕の好きなアングラHIPHOPアーティストを勝手に紹介したいと思います。

僕自身割と幅広く何でも聴くんですが、 やっぱりHIPHOPが好きですし、

その中でも“アングラHIPHOP”と分類されるHIPHOPが好きなんですね。

 

まぁ何を持って“アングラHIPHOP”と定義するかは正直よくわかりませんが、

いわゆるヒットチャートを賑わすような、 その時代を彩るような、 クラブシーンでヘビロテされるような、

そういうHIPHOP楽曲というよりは、

どことなく癖のある、低く、暗く、哀愁漂うような少しマイナーな曲やアーティストたちの曲が好きだったりするんです。

 

メジャーどころや、HIPHOP史を語る上で避けて通れないような名曲たちももちろん大好きなんですが、

そこを語るには僕もまだまだですし、 そこのシェアについては知識量が違うMATSUさんやT-2、TAIKIとか尊敬するDJさんたちのblogにお任せするとして、

僕は僕で、僕のオススメアングラHIPHOPアーティストを紹介したいと思います。

完全なる自己満です!!笑

 

でも、たとえ1人でも2人でも、今日挙げるアーティストの曲いいなって思ってくれたら嬉しいので、 チェックお願いします !

 

てことで!

 

まずは、何と言っても、僕らdaftのキャリアの中で1番外せないのが、 カナダのレーベル “BATTLE AXE RECORD”!
もうめちゃくちゃ好きで、一時期daftの音源はBATTLE AXE音源ばかりだったし、 レーベルのロゴを拝借して、daftのロゴと組み合わせて衣装につけたりしていましたね笑

 

 

レーベルに所属している主要アーティストとしては、

 

・Swollen Members

https://www.youtube.com/watch?v=fd7TgbF7oWo

https://www.youtube.com/watch?v=uPUfH7uDmBk

 

これはダンサーの中でも有名ですよね!

そして Abstract Rude

 

 

これめちゃくちゃかっこいい!!

 

あとは、

・EVIDENCE

・BUC FIFTY

・SWEATSHOP UNION

などなど!

Swollen MembersのメンバーのMad ChildやRob the Vikingはソロ活動もしているし、 カッコイイ曲多いんですよ!この重低音、イカついラップ、DEEPでDOPEで大好きですねー

カナダ熱いわー

 

そして、BATTLE AXEを代表するもう1人のカナダHIPHOPアーティストが、 一時期SwollenMembersとしても活動していた、

 

・Moka Only

 

この人はDEEPというより、JAZZY HIPHOP系で、少しシャレオツな感じですね。

DOPEさを残しながらも、JAZZYで気持ち良いメロディが好きでしたね~

美メロ系の話しだすとまたちょっと変わってくるので、 そちらには脱線しないようにしますw

 

 

とりあえず、 LIME GREENてアルバムは名盤ですね◎

 

あとは西海岸のアングラシーンにも熱いアーティストが多くて、

有名なところでいうと、

 

・Dilated Peoples  (RAKKA,EVIDENCE,DJ Babu)

 

とかが挙げられると思います。

”Work The Angles″や”Worst Comes To Worst”はもう定番shitですね!

 

それ以外では、そのもう少し前の時代から活躍する、

 

・freestyle fellowship

 

も好きですね◎

チャラチャラした音源も多いんですが、 ズッシリ来る音源もあってそれに完全に心掴まされましたねー!

メンバーはAceyalone、Mikah 9、P.E.A.C.E.、Self Jupiterなどなんですが、

それぞれがソロでBATTLE AXEから音源リリースしていたりもするし、

他のBATTLE AXEアーティストも結構手を組んでユニットもたくさんあるんです!

 

例えば、

 

・The A-TEAM

Abstractrude+Aceyalone

 

・Haiku D’etat

Aceyalone&Mikah 9&Abstractrude

 

類は友を呼ぶ。ですね!

 

そして、西海岸アングラアーティストで僕らが最もハマったのが、

 

・Styles of Beyond

 

ですね!

 

このアーティストは知ってる人も多いと思うけど、僕らはほんと影響受けました!

 

 

1枚目のアルバムがとにかくかっこいい!

 

 

でも、それ以上に2枚目の「MEGADEF」初めて聴いたときはほんとにドキドキした!!

 

KATSUさんが、daftの音源を手掛けてくれた時に、 「daftのために、S.O.B音源だけのSHOW音源を作っているから、それをJAPANで踊ってほしい。」 て言ってくれてて、すごく嬉しかったのを覚えてます。
実現はしませんでしたが…

S.O.Bオンリーのネタもまたいつかやりたいですね。

 

あと、哀愁系でいえば、

・Asheru and Blue Black of the Unspoken Heard

 

 

 超名アルバム!!

 

 

あとは Cyne とかですね◎ Cyneは詩人なところも好きです(^^

大人っぽく踊れたら、また新しいHIPHOPの側面出せるんじゃないかなぁて思ったりもします。

 

あとは、

・Army of the Pharaohs

 

ていうアングラアーティストのオールスター的なユニットもあって、

俺としてはこのユニットより、参加メンバーそれぞれのグループがかっこいいなと思います!

要チェックです。

 

・  7L & Esoteri

・  Jedi Mind Tricks

は特に良い感じ◎

 

ほかのメンバーは、

Apathy /Outerspace /King Size /  Chief Kamachi  / Celph Titled /  Des Devious /  Faez One  / Reef the Lost Cauze

などなど。

 

 

というわけで、 まだまだたくさん好きなアーティスト、衝撃受けた曲は多いんですが、 終わりが見えないのでこのへんで。

昔、ディライトマガジンで 10曲紹介するコーナーやらせていただいたときも、

全然まとまらなかった覚えがあります。笑

 

 

何にせよ、僕はこの様なアーティストが好きで、 好きな曲で踊りたいから、

daftのSHOWでもよく使っていて、 それについて、

・暗い

・怖い

・コンテスト向きじゃない

等々昔から言われてきましたが、 その反面、DJさんやRAPPERさんに音源褒められたり、

あの曲のアーティスト誰? なんて聞かれることもあって、

それが嬉しかったのを覚えてます。

 

時と場所、場面やタイミング、空間によってマッチする音楽は変わってくるものですが、

それでも自分の好きな音楽を、自分たちの踊りで、 観ている人に紹介する感覚っていうものは、

ダンサーとして持っていたいですね。

おごった考えかもしれませんが。

 

ただ、そこにこだわることで、またひとつ面白くなると思います

 

 

最近は、bandcampやsoundcloudとかの発展で、 有名無名関わらず、たくさんのアーティストのbeatとかもどんどん出てきているけれど、

情報が氾濫していることは優しくもあり、厳しくもあると思います。

 

だからこそ、ほんとに聴き分けられる耳と自分自身の感覚を持てるようにしたいですね!

 

オススメのアーティストがある人はぜひ僕にも教えてください !

シェアしましょう!