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REVIEW : WHO CAN ROAST THE MOAST JAPAN

 

1999年フロリダ州マイアミで生まれ、その後現在に至るまで歴史に残る名バトルの数々を生み出した伝統的なBBOYイベント「WHO CAN ROAST THE MOAST」が日本初上陸!

本場マイアミのWCRTMオーガナイザーのBBOY BEBE (GROUND ZERO CREW) も直々に来日し、WCRTM最大の目玉である「10ラウンド&ノージャッジ」で行われる1on1エキシビジョンバトルのカードも、カードの発表からイベントの開催に至るまで各地で様々な盛り上がりを見せ、2015年2月8日(日)にようやく無事開催を迎えた。

 


 

記念すべき日本での初開催は、ここ名古屋のCLUB MAGOで開かれ、総バトルエントリー数が100組を超えキャンセル待ちを出す程の盛大な盛り上がりを見せた!

 

 

バトルの予選は、東海エリアを始め関西や関東圏等など全国のBBOY達が集結し、どのCREWがピックアップされてもおかしくないハイレベルなバトルの連続。ベテランから若手やキッズの姿まであり、様々なスタイルのBBOY達がしのぎを削る姿が印象的だ。

地元東海エリア勢の中でも、勢いのある「Kicks Sense」や「LIBERAL MANEUVERZ」、「Long Time No See」等がTOP16への駒を進めたが、関西や関東勢がそれを上回る勢いとスキルを見せつけ、彼らが上位に駒を進める形となった。

100組を超えるCREWの中から、無事TOP4まで駒を進めたのは TAKE NOTICE / kishitake & HAYATO1 / Gunsmoke Ill  / TURKS の4CREW。

 

 

またバトルの合間には、このイベント”WCRTM”最大の目玉コンテンツ『10ラウンド エキシビジョンマッチ』も行われた。

 

 

どのエキシビジョンマッチも、呼び込まれたBBOY達の熱い表情や仕草から緊張感が伝わり、会場全体がその緊迫した空気に飲み込まれるような感覚に包まれた。オーガーナイザーBEBEのMCと、DJが流す音楽で何かのスイッチが入ったように、会場には歓声と熱気が加わり、会場は揺れるような感覚に陥るほど異常な盛り上がりをみせた。

 

 

イベントも終盤にさしかかり、ここまでのバトルを制した TAKE NOTICE (Steez,TatsuroSki) / TURKS (Kent,m0nm0i) の決勝戦であったが、会場のボルテージは落ちることがなく、これまでと同様アツくハイレベルなバトルが繰り広げられた。

 

 

この僅差の決勝バトルを見事制したのは、レペゼン関東の「TAKE NOTICE」!
国内、国外を問わず活躍し続ける2人の実力を見せつけた。優勝した2人には、各スポンサー等から様々な賞品と賞金が送られ、会場やバトル参加者からも温かい声援と拍手が送られた。

 

 

■ WHO CAN ROAST THE MOAST JAPAN

・優勝 : TAKE NOTICE (Steez / TatsuroSki)
・準優勝 : TURKS
・ベスト4 : kishitake & HAYATO1 / Gunsmoke Ill

PHOTO : Ground Zero Crew Official
TEXT : SOUL CITY NAGOYA