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REVIEW – BUZZ STYLE VOL.11 NAGOYA PRELIMINARY

 

関西を拠点に全国的に活動する大学ダンス連盟「BUZZ STYLE」が主催する、大学生, 専門学生を対象にしたチームダンス・コンテスト2016年度の名古屋予選が、11月27日 (日) 岐阜県にある club-G にて開催された。

 


 

毎年多くの学生ダンサーが集まり最高潮の盛り上がりを見せる、大学生ダンサー等を対象にしたチームダンス・コンテスト「BUZZ STYLE」の名古屋予選が、今年も開催。地元東海エリアを始め、全国から59組の大学生ダンスチームが参戦。会場には300人近くが集結し、名古屋予選史上最多のエントリー数を記録。多くの観客が見守る中、2017年3月12日(日)に大阪で開催される全国大会への切符をかけた、熱い戦いが繰り広げられた。

 

 

制限時間3分間の中で、ダンススキル、作品の世界観、表現力、チーム力などが問われる今大会。大学生ならではの若さとエナジーに満ち溢れる作品や、日頃から磨き上げたそのスキルを前面に押し出した作品、感性溢れる独自の世界観が詰まった作品等、多種多様なチームが1部から登場し、会場は大いに盛り上がりを見せた。

 

 

昨年に引き続き、大学ダンスシーンの最前線で活躍するメンバーが名を連ねた今年度の名古屋予選。昨今の傾向として今大会も2人組のチームが半数以上を占める形となったが、出場チームのジャンルやスタイルの幅も広がり、表現力やダンススキルが高いチームなど持てる力を最大限に発揮したチームが審査員から高評価を獲得した。

 

 

審査員3名の合計得点と、その得点をもとにした話し合いで全国の舞台へ進出するチーム上位3組を決める今大会。審査も難航するほど接戦となったが、見事優勝に輝いたのは関西から参戦した2人組HOUSE ダンスチーム「毛利と猪木」。関西圏を中心に全国でも話題を集める実力派チームが、2016年度名古屋予選チャンピオンの栄冠を勝ち取った。2位には、5人組POPPIN’ チーム「Boozer」が入賞。そして3位には、地元東海エリアから参戦した2人組LOCKIN’ チーム「UST」が入賞。上記3組が全国大会への出場シード権を獲得した。

 

 

また今大会は入賞チーム以外にも、気迫の籠った素晴らしい作品を披露したチームが多数存在し会場を盛り上げていた。ここでの経験を糧にして、是非とも今年度残された他地区での予選や、来年の同大会での再チャレンジに期待したいと思う。

PHOTO : ichiiiiiii
TEXT : SOUL CITY NAGOYA


 

■ BUZZ STYLE vo.11 NAGOYA PRELIMINARY:Results

・1位:毛利と猪木 (HOUSE:大阪)
・2位:Boozer (POP:大阪, 東京)
・3位:UST (LOCK:愛知, 三重)

 

BUZZ STYLE vol.11 NAGOYA PRELIMINARY 1st Place:毛利と猪木