REVIEW | ST☆RT LINE 2026 – JUDGE’S COMMENTS
8月29日(土) 名古屋市中区にある CLUB LOVER:Z にて開催された、高校生以下のダンサーを対象にしたダンスバトル『ST☆RT LINE 2026』審査員総評を掲載!
LtoR…キャラメル / 華 / BULL / TwinTwiggz aka Loopz

– 全体の感想
かなり拮抗していて悩みました。出しきれた。出せなかった。そういったものが見ていて伝わってくるのは、単純に練習したものをやってるだけじゃなくてこの場の空気のなかでしっかり音楽に入れているのだなと思いました。全体的に B-BOY はその場を自分の空気に変えるのがうまかったです。
Crew は個々の実力勝負だけでない醍醐味が勝敗を分けた対戦がたくさんありました。仲間の普段を知ってるからこその後ろからの「それ!俺が好きなのでてる!」「いつもより緊張してるな!大丈夫いけるぞ!」みたいな crew 内でしか分からない所でも、みんなで一丸となってパワーにして爆発させてる面もあれば、「そうそう、こいつまじですごい」「あれだけかましてくれてるから俺もやってる」と内なる炎を crew 全体で静かに熱く燃やすたたずまいが圧力が出る面も、それぞれの crew の色があって悩みました。
トーナメントのソロは、曲関係なく自分のスタイルをしっかり相手にぶつけられていて、2ムーブともしっかりと返し合えてたのが印象的でした。ペットボトル待ちも少ない方でよかったです。
– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称等略)
トーナメントは全員印象に残ってますが、まず優勝した人の印象を。UNDER CLASS:RyO 最後のメッセージの部分にもあるんですが、先に出ようが後だろうが音楽の中に入れば何がかかっても別に関係ないという意思が伝わってきました。OVER CLASS:りょう 踊り始めから踊り終わりまで音楽をどう感じているかがはっきりと伝わってきました。ここどうしようとかの雑念が無くて気持ち良さそうでした。TOP CLASS:愛梨 見え方、伝わりかたを普段から意識できているのだろうなと感じました。表現や手数も多彩で場を圧倒する場面も多かったです。SUPREMACY CLASS:合弁花類 気持ちそのまま全身から溢れていました。見たこと無いシルエットや伝わりかたなのにしっかり音楽ファーストで驚愕しました。振り切っているのにそれが伝わるのは普段からしっかり基礎的なことをやっているからだとも思いました。
全員は書けないのですが、Titoo スタイルをしっかりレペゼンできていて bboy としての戦い方やアプローチが圧巻でした。個人的に1番カッコいいとおもいました。Sean John 紺色Tシャツ坊主頭おでこに絆創膏の男の子 素のままが出ていて普段どんな感じの子なのかまで伝わってきました。レント バッチリハマって圧倒していたムーブがありました。ゆずきち 地力はかなりぶっちぎっていました。OVER CLASS 黄色い帽子白Tシャツの女の子 思いきりよく踊りきってました。はづき 内側に音楽つまってる感じが伝わってきました。UNDER CLASS 黄色いLOCKIN’ の子 ベーシックしっかりしていてシンプルに見せれていました。
– 出場ダンサー等にメッセージ
曲の運とよく耳にするかもしれませんが、オールジャンルなので、自分が好きな曲を待っても来ない、同じサークルのほかの子が好きな曲でおどりきるかも、待ってるとペットボトルで自分の番、最後まで待ったけどすでに回りが結構しっかりおどっててプレッシャー。最後まで待ったら一番苦手に感じる曲かかった。などなど色々なことがあるかと思います。違う曲ならもっと踊れた。この曲で踊れて最高だった。自分自身が一番分かるしどちらの場合も選ばれなかった悔しいので運という言葉だけだとちょっとしんどいですが。違う曲ならもっと踊れたと思う人は、これからどんな音楽がかかっても自分の踊り見せるだけだと、ワクワクしながら予選に飛び込んでほしいと思います。対面になっても知らない曲、結果として相手が得意な曲だったりありますがもう別の曲がかかり直すことはないので、知らない曲がきた!相手のジャンルの曲で先にこっちが踊るけど先に思いっきり見せてやるぜ!いや、先にかましてきても返せるけどね!くらいで楽しめるかどうかになってきますが、結局自分の踊りを信じて自分の踊りが好きだと大きな声で言えるかだと思います。明らかに普段この曲で踊らないであろう入り方でも、そういった気持ちがダンスにのっているかどうかは相手もジャッジもお客さんにも伝わります。DJが色々な音楽をかけてくれて、自分のダンスでその瞬間にしか生まれないものをみんなで感じるというのはすごいことだと思います。すごい場所を自分も作ってるんです。
バトルのために色んな音楽を聞くというのも練習の中では大事ですが、根本、苦手と思ってる曲も踊ろうとしたときではなく他の日常で出会っていればめちゃくちゃ好きになってるかもしれないし、試しに負けたときの曲、全然踊れなかったと思う曲でたくさん踊ってみてください。自分は昔から結構やってました。バトルでもコンテストでもショーでも、音楽を楽しく感じるから体が動くということを自分も何十年、たまにハッとして初心に戻っています。

– 全体の感想
出演者人数は多く、踊る側も観る側も色々な感性を受け取った一日だったように思います。同じ場所に、バトルがほぼ未経験の子からバトル慣れし過ぎている子。自身のダンススタイルとDJがかけてくれる音楽とのギャップを感じ、自分の練習の成果を上手く魅せきれなかった子も多くいたように感じました。ダンスを踊る上で色々なスタイルの音楽や聴いていて楽しいという感性を生むには、なんでも音楽を聴いて身体を動かす以外にないかと思います。ステップや技の練習は音楽無しでも出来るからこそ普段から音楽の時代背景関係なく興味を持ち、聴いて身体を動かすようにするとよりどんな音楽でも体が動く『ダンサー』になれるのではないかと思います。
– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称等略)
名前が分からない子もいるのですが、まずは 緑のバンダナを頭に巻いたくるくるロングヘアの女の子 は、手の使い方とリズムの捉え方がかっこよかったです。雰囲気だけで終わらないよういろんなダンスやダンサーを研究して自分に活かしていってほしいなと思いました。2B!2H わっちゃん は、ダンスの感性が唯一無二で毎回踊りを見てとてもワクワクしていました。この日一番、あの場を楽しんでいたバトラーという印象でした。
– 出場ダンサー等にメッセージ
何に対してもまず挑戦する事が一番大切だと思います。ジャッジはその日に見れたものだけで審査させていただくだけなので、キッズダンサーの親御さん方はこれからもダンスでもダンス以外でも挑戦し続ける日々の勇気と挑戦を誉めてあげてください。今回は審査させていただきありがとうございました。

– 全体の感想
キッズバトル自体のレベルが上がっていると改めて感じました。ただ対面バトルになった時に、出るまでの音待ちやカウント待ちをしている場面があったので、そこが無くなっていくとバトルの部分として更にレベルアップできると思います。
– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称等略)
クルー部門だと チョコビ〜ず / おばんざい の二組が特に良かったです。個々の能力が高かったです。1ON1だと優勝した4人はもちろん良かったですが、その中でも特に 合弁花類 が良かったです。かなりキャラクターがあって目立ってました。他にも ★RENTO★ / ユヅ / OTOHA が良かったです。
– 出場ダンサー等にメッセージ
審査する人が変われば結果も変わるので、今日の結果に左右され過ぎる事なく、自分のダンスを探して、自分を信じて楽しく続けてください。今日はありがとうございました。

– 全体の感想
今回急遽でしたがジャッジと参加させていただきありがとうございました。MAST☆R’Z などを通して、東海地区のキッズダンスシーンが盛り上がってることを毎回肌で感じでいます。今回は、ST☆RT LINE という事もあって今まで見たことがない、才能や可能性に満ち溢れたダンサーを沢山見ることが出来て個人的にとても嬉しかったです。経験が浅いとは思えないほどレベルが高く、しっかりと自分自身や自分のスタイルをレペゼンしてる人が多くいた印象でした。そして挑戦するみんなへの応援も多くあり素晴らしい雰囲気でした。
– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称等略)
まずはブッちぎりで 合弁花類 です。初めてバトルに挑戦したという事でしたが、既存の型にハマらず自分の感じたままに踊る姿は胸を熱くしてくれましたね。このまま頑張ってほしいです。あと、CREW部門 は全バトル拮抗していて見ていてワクワクさせられました。東海地区で切磋琢磨しているダンサー同士でチームを組んで出ているところも多く、みんなしっかり準備してきてくれてとても嬉しかったです。あとは、UNDER CLASS を優勝した RyO をはじめ、POPPER みんなの質が高くて本当にしっかり練習してるんだなと感じました。そして、負けてしまったのにジャッジにも握手をしにきてくれる B-BOY みんなのマインドに感銘を受けました。
– 出場ダンサー等にメッセージ
今回は急遽の参加でしたが、東海地区のこれからが楽しみになるくらい沢山の素晴らしいダンサーに出会えました。出場していた全てのダンサーが、それぞれに光り輝く才能を持っていると感じながら審査させていただきました。たとえ負けてしまったとしても『自分のダンスがダメだった訳ではない』ということは覚えておいてほしいです。審査員は、その日、そのバトルで勝った人を決めるだけなので、組み合わせやタイミングでも結果は変わってくると思います。だからこそ、”そのランダム性さえも楽しむ気持ちで挑戦したい” と自分自身も常に思っています。出場してくれた皆さん、そして出場者を応援するご家族やサポーターの皆さん、これからも一緒にダンスや音楽を楽しみながら東海地区を盛り上げていきましょう。今日はありがとうございました。
MAST☆R’Z 2026-27 SEASON vol.3
中部地区で活動する高校生以下のダンサーを対象にした年間ポイント制ダンスバトル『MAST☆R’Z』シーズン第三戦が、11月1日(日) 名古屋市中区にある CLUB LOVER:Z にて開催!
