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REVIEW | MAST☆R’Z SEASON FINAL JUDGE’S COMMENTS

 

3月27日(日) 名古屋市東区にある STUDIO ONEWAY NAGOYA にて開催された、中部地区の高校生以下のダンサーを対象にしたダンスバトル『MAST☆R’Z 2021-22 SEASON FINAL』の審査員総評を掲載!

 

LtoR…hilotoken / Jr Loopz / MAStA7R1 / BIG WEST


 

 

– バトル全体の感想

まず、良い時代になったなぁと感じました。ダンスが上手いだけでなくて、ダンスのスタイルだけでなく着ている服とかも自分らしく着飾り『個性や感性も楽しんでいて』とても素敵だなと思いました。

 

– 印象に残ったダンサー、バトル等 (敬称略)

強く印象に残っているのは、FloorRec ですね。公園でブランコに乗るような感覚でダンスバトルに臨んでいて、友達と茶化し合いながら楽しんで踊っている姿がとても印象的でした。あと、ライトも素晴らしかったですね。平野歩夢に見えました(笑)

 

– 出場ダンサー等にメッセージ

みんなと一緒に踊りたかったです。そして、勝負の場に自分の踊りでチャレンジする全出場者の姿勢にリスペクトです。みんなで踊りあって上げ合っていきましょう!

 

 

 

– バトル全体の感想

全体を通して皆さんのダンスレベルの高さに驚き、多少の緊張はあれど堂々と踊る皆さんに感動しました。おそらくマスターズ出場の常連のメンバーばかりだと思うので仲の良い相手との引き出し合うバトルは見てて気持ちがよかったです。

ただ『バトルはキレイにダンスを発表する場ではない』とも思うので、多少荒くなっても “相手を倒す気持ちを出したバチバチしたバトル” がもっとあったら自分はもっとテンション上がったと思います。

 

– 印象に残ったダンサー、バトル等

Mii は、失礼ながら初めて見たのですがとても強く印象に残っています。スキルが高いのはもちろんのこと、どんな音にも乗り方を変えながらハメていく姿は圧巻でした。

印象に残っているバトルは TOP CLASS 予選の三つ巴バトル ですね。それこそ仲の良いメンバーだったと思いますが、各々の強みや気合いを出しまくっていてすごく熱くなりました。誰が選ばれてもおかしくない状況だったと思いますので、仲間で盛り上げていくことは改めて大事だと思いましたし負けたくないと思うからこそより良いバトルになると感じました。

 

– 出場ダンサー等にメッセージ

改めて、皆さんお疲れ様でした。シーズンファイナルで審査をさせていただき光栄でした。技術的なことで細かいことは、KRUMP 以外では言わないので、”楽しむことを忘れずに” バトルのヒリヒリとした勝負の場に慣れていってください。

今回、結果がついてこなくて悔しい思いをした人は多いと思いますが、負けた経験が後で必ず大事だったと気づく時が来ると思いますし、負けたからといって出場することをやめてしまったらそれで終わってしまいます。どんな結果であれ出場すると決意できた皆さんは素晴らしいと思います。

出場者の皆さんから沢山刺激を受けたので、僕も皆さんに負けないように挑戦し続けて結果に繋げていこうと改めて思いました。また皆さんに会えることを楽しみにしていますので見つけたら気軽に話しかけてください。ありがとうございました。

 

 

 

– バトル全体の感想

全体を通して、とても有意義な空間だったと感じました。バトラーの熱量、仲間・ライバルとの関係性などが見れて、世代ならではのダンスバトルに関する感覚がアウトプットされていて、素晴らしかったです。

 

– 印象に残ったダンサー、バトル等 

Mii は、予選サークル全体の中でピカイチでした。ライト は、初戦ワンムーブ目が特に良かったです。どんな場所でも通用すると思えるハイレベルなダンスでした。KO_REN vs SENA は、正にスタイルウォーズでしたね。自分はそのバトルはジャッジではありませんでしたが、自分が審査するのであれば、多分一番悩んでいたと思えるほど素晴らしいバトルでした。

 

– 出場ダンサー等にメッセージ

『1つ1つの踊りが自分のダンスになっているか?』を考えて踊っていけると良いと思います。形だけでなく、自分のファンデーションと結びつけて自分のカラーにしていってください。

レッスンで先生にダンスを学ぶのは近道ですが、”それ以外のところにある学び” も拾い上げてください。レッスンで学ぶスキルと自分だけが魅せる事のできる個性はまた別だと思うので、個性を見つけて伸ばしてあげてください。

自分の身体、癖、服の趣味、音楽の趣味を大切にしてください。そうすれば、ダンスも大きく成長し、更に良くなると思います。

そして、どんなバトルでも、ビビらずに挑戦的なことにチャレンジしてください。

脳内ダンスノートがあるとしたら、既に沢山のスキルや、踊りが記録されてるかもしれませんが、まだ書き込める余白を作って、高みを目指してください。また現場で会いましょう。そして一緒に踊りましょう!

 

 

 

– バトル全体の感想

毎回ジャッジさせていただく度に思いますが、どんどんレベルが上がってきていて、見ていて驚かされます。スキル・表現力を含め、実年齢よりも大人びて見える子がたくさんいました。その反面、技術先行で音楽にノる、音楽を掴むが少しおろそかになっている子もいたので、ジャンルを問わずいろいろな音楽を聴いたり、踊ったりをしてみてほしいなと思いました。

 

– 印象に残ったダンサー、バトル等

出場していたダンサー全員それぞれに良さを発揮していましたが、その中でも OVER CLASS なっち / tinapon は特に印象に残っています。技術も音感も良く、もっと表現力を磨いた姿を見たいと思いました。2人とも今後が楽しみなダンサーですね。

 

– 出場ダンサー等にメッセージ

総評で話したことと、個別で総評・アドバイスを聞きに来てくれた子に伝えたことを試してやってみてもらえればと思います。
なにを伝えたか気になる人は、次回、負けても帰らず、最後まで会場に残って仲間を応援し、ジャッジの話す総評まで聞いてから帰ってほしいなと思います。きっと何かのきっかけになると思います。