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COLUMN | Voice From Inside vol.2

 

全国の名だたるイベントでのサウンドコントロールを始め、東海地区のストリートダンスシーンに様々な形で貢献する『MATSU』による SOUL CITY NAGOYA COLUMN 第二弾!

 


 

こんにちは、MATSUです。早いもので三月も下旬に突入ですね。年度末と言うこともあり、この一年間を振り返る意味でも頭と心の中を少し整理したいと思い、PCに向かってこのブログを起稿しています。

 

三月と言えば、花粉、そして花粉、さらに花粉… ではなくて、年度末。四月からの新たな生活に向けて、一つの区切りを迎えているタイミングの方も多くいるのではないでしょうか?僕も年度を通して動かしているプロジェクトが何個かあるので、この三月というのは僕にとっても非常に大きな節目でもあります。

 

その年度を通じて進めているプロジェクトの一つである、中部地区で活動する15歳以下のダンサーを対象にしたダンスバトル・イベント『MAST☆R’Z』も先週末、今年度の年間スケジュールを全て終了しました。

 

僕も出場者みなさんくらいの年齢の子供を授かっていてもおかしくない歳になり(DJとしての立場で、15歳以下のダンサーを対象にしたイベントに携わらせて頂いていた)20代の時とは全く異なる感覚で、全出場者のダンスとその情熱というものを最前線で体感させて頂きました。

 

 

今年度を通し、またこの MAST☆R’Z を立ち上げてからの二年間を通し、全出場者達の “回を増すごとに成長していく姿” を最前線で見届けさせて頂けたことを嬉しく思うと同時に…大きな勇気と、大きなチャレンジ精神を背負って挑戦する、その小さな背中から沢山のパワーとメッセージを頂いてきた気がします。

 

大人になると忘れてしまいがちな『一つの体験や経験の重要さ』や『一つの目標に向かって努力する大切さ』そして『二度と戻ってこない今日という一日の貴重さ』といったようなものを、全出場者の一生懸命に表現するダンスから、そして全ての保護者の皆様の応援やサポートする姿から、改めて気付かされたこの二年間でした。

 

全出場者に(小さく、些細なことでも良いから)成功体験を経験してもらいたかったり、このイベントを通して成長できるきっかけみたいなものを見つけてくれたら嬉しいなーと思って始めた訳ですが…いつしか皆の笑顔や涙、喜ぶ姿や悔しそうな表情などを通して、気がついたら自分自身が一番成長させられていたのかもしれません。

 

 

MAST☆R’Z で経験させて頂いたこと、このプロジェクトを通して肌で感じれたこと、そしてこれらの体験が育んだ僕の頭と心にあるもの…まだまだ至らない点も多く、保護者の皆様を始め沢山の方々に多大なるご迷惑をおかけしたかと思いますが、今日までに培った全てを糧に『この感謝の気持ちを言葉だけでなく “行動” で示していける』ように、来年度もこの MAST☆R’Z の歩み、その他プロジェクトの歩み、そして僕自身の歩みを続けていきたいと思います。もっと皆様に愛され喜ばれる空間を目指して。

 

 

今回のブログの最後は、心の中にいる少年時代の僕が大好きだった曲を載せて終わろうかなと思います。

2018. 3.19 MASTU