REVIEW | T.A.C.D BATTLE 2024-25 SEASON vol.3 – JUDGE’S COMMENTS
12月13日(土) 名古屋市東区にある STUDIO ONEWAY NAGOYAにて開催された、大学生, 院生, 専門学生, 22歳以下の社会人ダンサーなどを対象にしたダンスバトル『T.A.C.D BATTLE 2025-26 SEASON vol.3』審査員総評を掲載!
LtoR…Roki / so-ma / Klowd aka Lil Naked / AIRI

– 全体の感想
まず最初に当日の総評でも言いましたが、一日通して刺激的で楽しく見させていただけました。本当にありがとうございました。
まず ニュービー・エンロール部門 の感想としては、予選はスローテンポ / ファストテンポ 共に僅差のダンサーが多かった印象です。というのもムーブの内容、質としては特別な差を感じなかったので、ほとんどの人が早取りや、ムーブの最初の入り、最後の締め方等で僕は結構決めることが多かった気がします。
オープン部門 に関しては、本当にレベル高すぎて終始キリキリしながら審査していました。というのもみんなある程度『自分の好きなスタイルや踊り方』を見つけていて、それを音に乗せてぶつけて来てるので決めるのが本当に難しかったです。それでも気を抜かずに最後まで “音に対してのアプローチの仕方” や “自分のダンスをしっかり魅せ続けてた人” が残っていってる印象でした。
– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)
名前がわからないのですが、ニュービー・エンロール部門だと、ベスト4まで残っていた、LOCKIN’の子と、キャップを被っていたBBOY の子ですね。LOCKIN’ の子は、一日通してあまり早取りもなくしっかりと確実に踊っていたのですごく良かったです。BBOY の子は、グループの振り分けなどで予選をあまり見れていないのですが、ベスト4の時にしっかり最後のフリーズまでカマしきっていて最高に格好良かったです。
オープン部門は、ほのか / yuhi / towa が特に印象に残っています。3人ともそれぞれスタイルは違うし、取っている音も違いすぎるんですけど、それでもそれぞれのヒップホップの良さが全面に出ていて格好良かったです。
バトルで印象に残っているのは、2on2 の決勝も最高に良かったのですが、それ以上に準決勝 yuhi のムーブが、この日一番テンションが上がりました。とても格好良かったです。
– 出場ダンサー等にメッセージ
自分の中で良い悪いがあったとしても、僕からしたらみんなのダンスはすごく格好良くて本当に素晴らしかったと思います。ただ、その『それぞれが持つ良さをもっと分かりやすく伝える為の練習』だったり、『その日の DJの癖など』違う角度からも少し考えてみたりすると、もっと良くなるのかな?って思います。何人かは曲の変わり目で苦戦して慌ててしまって、あまり踊り切れていない人もいたので、曲が変わって1曲目で出てみたり、スクラッチが入ったら待ってみるとかすると更に自分を良く見せれるのかなって感じました。ニュービー・エンロールの人達はこれからも自分の好きなスタイルを追求していってください。改めてありがとうございました。

– 全体の感想
全体的にレベルの高さを感じました。しっかりと踊れているダンサーが多くて、熱く楽しく審査させていただきました。ただ、バトルでの白熱感というのは少し薄かったかなと思います。これはバトルの醍醐味でもあると思うので、意識して外に向けて踊れるダンサーがもっと増えていったら、個人的にも嬉しいですね。
– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)
みんなそれぞれに良かったのですが、その中でも BPM の服を着ていた KRUMP と LOCKIN’ をやってたダンサー は、かなりネジが外れたダンスをしていて印象に残っていますね。(笑) 思いきりの良さは、見ていて気持ち良かったです。ここから更にダンスをいっぱい練習して、説得力を付けて、これからもわがままに踊って欲しいです。
– 出場ダンサー等にメッセージ
今回のように同世代と切磋琢磨しあえるイベント環境がある事に、もっと感謝して欲しいなと思います。せっかく会場に来て出場しているので、その空間全部から色々と学んで欲しいです。
当たり前にある環境・イベントみたいになっていますが、イベントを開催すること自体が簡単ではないので、よく分からず帰ってしまうぐらいなら『分かるまで会場に居て “イベントの空気” や、 “同世代の仲間やライバル達のダンス” から、何かを感じて帰路につく』方が良いと思います。皆んなの意識次第で、もっと素晴らしい環境になると思うので、これからも楽しみながら、色々な事を学んでいってください。

– 全体の感想
かなり技術の高いダンサーが多かった印象です。基礎に忠実な人もいれば、個性ガンガン出してる人もいて、十人十色のダンスを楽しみながら審査させていただきました。『今の自分のやりたいスタイル』をこれからも信じて磨いていってください。
– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)
全ての部門の 決勝戦、準決勝戦は、当たり前に良かったですね。印象に残っているダンサーが多過ぎるので、また会った時に自分から声かけさせて貰いますね。
– 出場ダンサー等にメッセージ
これからも DANCE LIFE を楽しんでいきましょう。

– 全体の感想
カレダンだけでなく、他のバトルで見る方も多く、毎回レベルアップしていてスゴイなと改めて感じました。
NEWBIE クラスは、NEWBIE とは思えないくらい基礎がしっかりしていたり、自分のやりたいことが明確になっている子が多かった印象です。ですが、自分のやりたいことが先行しすぎて音楽が聴けず早取になっていたり、動きがぐちゃぐちゃになって結局なにをしたかったのか、伝えたかったのかがわからなくなってしまうところが気になりました。意外ともっとシンプルに考えても良いかもしれないです。
OPEN クラスは、それぞれが自分のゾーンにしっかり入っていて、その集中力が良いバチバチ感につながっていて見応えがありました。攻撃し合うというよりかは、刺激しあって高めていく感じが見えて、良いライバル関係が築けているのかなと感じました。
– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)
YUTO a.k.a BUSTA / Rawji は、踊り出しから一気に自分の世界観に引き込ませる力が凄かったです。圧倒的強さでしたね。SLOW OPEN ソロ部門延長戦の yu-hi のムーブはとても格好良かったです。ののは は、自分の魅せ方をすごく理解しているなと感じました。
NEWBIE クラスのソロAサークルでメガネかけていたBBOY は、バトルならではの『なんかこうなっちゃった!』っていうミラクル爆発力があって印象に残っています。
– 出場ダンサー等にメッセージ
ダンスバトルに勝ち負けは付きもので、負けた方は悔しい、納得していない方もいると思います。ジャッジが変われば結果も変わるかもしれませんが、一定数毎回勝っていく人はいます。そういう人たちは、たくさん悔し思いをして、自分のダンスと向き合って、試行錯誤して挑戦し続けていると思います。負け続けるとしんどくなってくることもあると思いますが、たくさん挑戦して、周りの仲間達とたくさん遊んで、楽しくダンスを続けて欲しいなと思います。
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