REVIEW | T.A.C.D BATTLE vol.4 – JUDGE’S COMMENTS
12月18日(土) 名古屋市東区にある STUDIO ONEWAY NAGOYA にて開催された、中部地区の大学生, 院生, 専門学生, 22歳以下の社会人ダンサーを対象にしたダンスバトル『T.A.C.D BATTLE vol.4』審査員総評を掲載！
LtoR…Susumu Spaniel / Jr Loopz / 明希 / Bassa2
– バトル全体の感想
全体を通して見て、NEWBIE 部門の個性が凄すぎて、最高でした。上手くなる事だけが全てじゃないと思うので、そのまま自分のペースでダンスを続けてほしいです。
– 印象に残ったダンサー等 (敬称略)
女の子だと、Lady Loopz / MiRiO / AIRI / Princess KiLLiK / “2人はO型どっきゅんずっきゅん” の子 / WAACK の子達 ですね。
男の子では、General Loopz / TAKUTO / TAIYO / SHOWGO / Jr klowd / 子龍 / サングラスのロッカーの子 / サングラスのHIPHOPの男の子 / 釈迦クレイジー が、特に印象に残っています。
– 出場ダンサー等にメッセージ
バトルで勝ちたくても全然勝てない子。諦めずに練習すれば必ず結果が出るので頑張ってください！僕も頑張ってます！笑
– バトル全体の感想
全体としては、スキルの差はあるもののバトルを楽しもうとする人が多かったなと感じました。その中でも勝ちに拘る人は、ダンススキル以外にも “バトルの入り方や相手との対話を大事にする” などを意識するとガラッと変わっていくのかなと思います。スキルについては、基礎はもちろん大事だとは思いますが、固定概念に囚われず、自分のスタイルを作れたらベストだと思います。
– 印象に残ったダンサー等 (敬称略)
個人的に印象に残ったのは、決勝に残った AIRI と Jr Klowd ですね。今回の大会で出場していた中ではこの2人のレベルは非常に高かった印象でした。スキルはもちろんのことその場の空気を持っていくことを、無意識に音を感じながらできていたので見ていてすごく爽快でした。
– 出場ダンサー等にメッセージ
このような大会があることは、とても貴重な環境だと思います。バトルを勝っていきたい人たちは、もちろん場数を踏んで慣れていくことがすごく大事だと思うので、学生シーンにとどまらずたくさんの大会に出てほしいと思います。その経験が必ず結果として出てくると思うので、最初は緊張もするしなかなか勝てなくて悔しい思いはするとは思いますが、自分や周りの仲間を信じて頑張ってほしいです。
皆さんからたくさんのエナジーを感じれたので自分も皆さんの熱量に負けないように頑張ります。出場してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
– バトル全体の感想
エントリー数も多く、初めて見るダンサーも多かったのでとても刺激的でした。2on2部門ではいつも一緒に踊っているのが伝わってくるチームが沢山あって良かったです。また、ルーティンを出したり、衣装を合わせたりしているチームもあって見応えがありました。
1on1部門ではどのクラスも楽しそうに踊っている中に「勝つぞ」といった気持ちや自分のダンスを正面からぶつけてくれているのを感じてテンションが上がりました。思わず立ち上がりそうになった場面がいくつもあって良かったです。
また、バトル全体を通して“空間の使い方”が上手な人が上がっていった印象がありました。相手やジャッジに近すぎたり、目線が下すぎたり、もったいないなと感じることもあったのでそこを意識できると更にグッとくる場面が増えるのかなと思いました。
– 印象に残ったダンサー等 (敬称略)
印象に残ったダンサーは沢山いたのですが、2on2だと、“2人はO型どっきゅんズッキュン” の女の子。踊っている時の爆発力が最高でした。ショーケースを見ているような感覚になるほど、引き込まれましたね。1on1だと、クランプの赤い帽子を被った女の子。落ち着いているのに内側からのパッションを感じさせられてかっこいいなと思いました。ハウスのカーキの帽子にカーキのシャツを着ていた男の子。すごく表情が良かったです。常にニコニコした表情が踊り方とすごく合っていて、見てるこちらまで楽しい気持ちになりました。
– 出場ダンサー等にメッセージ
エントリーしてくださった皆様、お疲れ様でした。踊っているダンサーに対して見てる側が名前を呼んだり声をかけて応援する姿が沢山見られて、とても良い空間だと感じました。バトルの結果も、もちろん大事だと思うのですが、こうしてシーン全体で盛り上がる空間というのを大切にしていっていただきたいと思います。『ひとりひとりが光る魅力を持っている』と感じたので、素敵なシーンで楽しみながらダンスを続けていくことが、必ず良い結果に結びついてくると思います。本日はありがとうございました。
– バトル全体の感想
全体としては、Newbie / Enroll / Open 共通で自分のスタイルをしっかり見せれてる人と見せれてない人がはっきりと分かれたかなと思いました。その中でも予選上がった方々は自分のこだわってる部分、シルエットだったり、音取りであったりなどを伝えられたのかなと思います。
– 印象に残ったダンサー等 (敬称略)
印象に残った人は特に、AIRI / Jr.Klowd / のの / ageha / “2人はO型どっきゅんずっきゅん” の女の子ですね。AIRI は、1onも2onも終始かましててノリノリでしたね。Jr.Klowdは、TOP4も決勝も会場を沸かせてて、特に準決のムーブはあの日1番くらいました。ののはムーブに入った瞬間、フロアを自分の空気に持っていって、めちゃくちゃカッコ良かったです。踊りも好きでした。ageha と “2人はO型…”の女の子はムーブに入った瞬間バイブスがMAXでバトル感がすごい出てたし、勝ちたいという気持ちが伝わってすごい良かったです。
– 出場ダンサー等にメッセージ
僕自身もそうですが、T.A.C.D BATTLE は沢山の経験を積めて、自分のダンススタイルとも向き合える場なので、沢山バトルに出て、悩んで、練習して、どんどん自分の理想のダンスを追求して行ってください。
■ 1月22日(土)『SHOW & PROVE』開催！
東海地区で活動する様々なジャンルのダンサーから厚い支持を集めるクルーバトル『SHOW & PROVE』が、名古屋市中区にある CLUB LOVER:Z にて開催！今回は、毎回好評な音楽年代縛り “2000年代にリリースされた楽曲のみ” でのバトル！
■ 2月6日(日)『マイナビ DANCE ALIVE HERO’S 2022 RIZE CHUBU X』開催！
国内最大級のダンスバトル『マイナビ DANCE ALIVE HERO’S』大学生・サイドの中部地区代表決定戦が、2月6日(日) 名古屋市中区にある CLUB MAGO にて開催！中部地区に在籍する大学 / ダンサーのみで行われる地区代表決定戦！お見逃しなく！
