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REVIEW | ST☆RT LINE vol.2 – JUDGE’S COMMENTS

 

8月19日(土) 名古屋市東区にある STUDIO ONEWAY NAGOYA にて開催された、高校生以下のダンサーを対象にしたダンスバトル『ST☆RT LINE vol.2』審査員総評を掲載!

 

LtoR…KIKU / オシュリ / SUZAKU / Army Goblin


 

 

– バトル全体の感想

今回は初めて挑戦する子がメインのバトルでしたが、皆それぞれが『バトル前に決めた一つの目標を達成しようという姿』が見れて良かったです。

1on1 小学生クラスバトルでは、1試合目よりも2試合目、1回戦目よりも2回戦目と、緊張がほぐれてどんどん踊れるようになっていましたね。バトルの数をこなして、もっと沢山の事に集中することがこれからできるようになると、もっと一つ一つのバトルが意味あるものになると思います。

1on1 中・高校生クラスは、小学生クラスより一人一人のスキルが高く安定感が全体的に上がったと感じました。「緊張した」と話す子も何人かいましたが、みんなかっこよく踊り切っていたと思います。

目線をジャッジに向けたり、自分の身体に向けたり、どこを目立たせたいのか操作できるとより良いなと思いました。後は、肩から腕、手の指先までをもっとコントロールして踊れるといいなと思う子がちらほらいました。

 

– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)

小学生クラスで 優勝した KIKO は、良い意味で小学生らしくない雰囲気がありましたね。 どんな音が流れても、踊りの芯がぶれないのはすごいと感じました。準優勝の RYUSEI は、1番バトル感、相手を意識した踊りができていて良かったと思います。また、小学生の中ではトップレベルで一個一個の技のスキルが高かったです。中高生クラスの ゆーだい は独特の雰囲気を持っていたので、それを今後も維持して進化させてほしいなと思います。

Crewバトルに関しては個々のレベルはとても高く、印象に残っているダンサーは、colors のピンクの女の子 (もっとソロで踊っているところを見たかったですね) / あとは SENA の決定力、音にはめるスキルはすごく高いと感じました。ハウスの SUI / ICHI は自分から見てもかっこいいダンサーだと感じました。また、ブレイキンのダンサーのスキルが全体的に高く鳥肌が立ちました。全員名前挙げたいくらいですね。

 

– 出場ダンサー等にメッセージ

NEWBIE 1on1 に関しては、継続してバトルに出ることが一番だと思います。結果も大事ですが『継続して出ることで結果も付いてくるようになる』と思います。一個一個のバトルを大事に挑戦してみてください。

 

 

 

– バトル全体の感想

今回 NEWBIE という事もあり、数少ないバトル経験の中で自分を精一杯出しているのが伝わって、とても素敵だと思いました。特に小学生部門は、前に出た瞬間にパッと表情が変わる感じ、純粋に格好良かったです。

クルーバトルは個人のスキルもしっかりあってバチバチで面白かったし、何度か立ち上がりそうになった瞬間がありました。

 

– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)

NEWBIEの小学生部門は KIKO の入り込む力とそれをしっかり音に合わせて表現するセンスが素晴らしかったです。RYUSEI / aoi は、ちゃんと相手に向けてバトルしてる感じがかっこ良かったです。

中高生部門は Mio は、予選の時の踊り出しで「自分の魅せ方を知ってるな」と踊る前から好印象でした。

クルーバトルでは、Body Carnival School / さくらクレパス の2チームはバトル中お互いで自分たちも高め合っていて、引き出しあっているのが見てて楽しかったです。あと個人的に ガキと卑劣な仲間たちSENA は盛り上げ方とか空間作りがかっこよくて引き込まれました!

 

– 出場ダンサー等にメッセージ

出るバトルによってサークルだったり、予選から対面式だったり、様々かと思われますが、サークルと対面での魅せ方、踊り方を変えていくのも1つのスキルだと思います。最近バトルを見ててバチバチに勝ちにきているダンサーが減ってるのかな?と少し感じていて『出るからには自分が一番カッコイイ!』と思って勝つために挑戦して欲しいです。

そして、もし負けても「その日練習以上に格好よく踊れた」「会場を一番盛り上げれた」と思えたなら、自分をしっかり褒めて、また沢山練習して、また挑戦して下さい。

 

 

 

– バトル全体の感想

まず NEWBIE とは思えないくらい、みんなが生き生きと踊っていて驚きました。小学生部門では負けて悔しくて泣いている子も何人かいて、自分自身の キッズ時代 を思い出しました (笑)「勝ちたい!」という真っ直ぐな強い思いを持ち続ければ、絶対にダンスは上手くなると思います。

クルーバトルは、全体的にレベルが高かったですが、その中でも特にベスト4に残った 4組 はクルー感が凄く、見ていてとても楽しかったです。勉強になりました。

 

– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)

小学生部門は優勝した KIKO が雰囲気、目線、指先から足先まで綺麗で、世界観に引き込まれました。ベスト4に入った aoi 予選のムーブからとても良くかっこよかったです!またベスト4には進出できませんでしたが、ヒップホップの miu  / RINKA も素晴らしいムーヴでした。SLOW でもいろんな曲調があるので、もっと色んな音楽で練習して、自分の踊り方のバリエーションを増やすと音楽によって変化が出てるのでより良くなると思います。

中高生部門は、KOKONA と、準優勝の Mio が印象に残っています。KOKONA は落ち着いた大人っぽいヒップホップで驚きました。音をしっかり聞いて踊れていたのでとてもよかったです。Mio もしっかり音が聞けていて、ワンムーブの中にいろんな音の取り方だったり変化があったりしてよかったです。

クルーバトルは、準優勝の Body Carnival School のクルー感やバトル感が出ていて印象に残ってます。ベスト4で Body Carnival School とあたった、さくらクレパス のルーティーンも全バトル良かったです。私はこの2チームが戦ったベスト4のバトルが見ていて一番楽しかったし、どちらが勝ってもおかしくなかったと思います。優勝した 4guns URARA も格好良くて印象に残っています。

 

– 出場ダンサー等にメッセージ

バトルに出始めの頃は、なかなか勝てなかったり、上手く踊れなかったり、悔しい思いも沢山すると思います。自分が負けても帰らずに勝ち進んだ人たちのバトルを見て、格好良いと思った人を見つけたり「今日自分に何が足りなかったのか?」を考えてみると良いと思います。そして、それを練習して、また挑戦して、、、この繰り返しだと思うので、諦めずに挑戦し続けて欲しいです。

バトルの結果に納得いかなかった時は、その結果は気にしすぎなくてもいいと思います。ジャッジが違えば結果はかわってくるので。様々なところでバトルイベントを開催してくださっているので、色々挑戦しに行ってみてください。そして、友達と楽しくセッションしたり、何も考えずに好きな曲でただ踊ったりして『ダンスを楽しむことも忘れず』に、これからもダンスを続けていって欲しいです。今日はありがとうございました。

 

 

 

– バトル全体の感想

上手な子がとても多く、レベルが高いなと思いました。特に CREW 部門では、ダンスもとても上手で、余裕があり、バトルを楽しめていました。キッズ限定のバトルについては、僕自身あまり見ることが少なく、とてもフレッシュでした。また DJタイム では、ずっと練習している子や、無邪気な様子、動きを真似してみんなで踊っている純粋な姿をみて、自分も初心にかえりました。ありがとうございました。

バトルなので勝ち負けはありますが、それ以上に得るものもありますので、負けてもめげずに続けていってもらえればなと思います。

 

– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)

 

1on1 小学生部門について、印象に残ったダンサーは、KIKO / RYUSEI / aoi ですね。KIKOは表情と表現がとても素晴らしく、複数のジャンルを踊っていましたが、その切り替えのタイミングも曲とマッチしていて良かったです。RYUSEI は、スキルもありますが、それ以上に立ち踊りがとても格好良かったです。対面バトルになってからは、変わった立ち踊りを入れたり、見ている人を惹きつけるものを持っているなと感じました。aoi は、当日出ていた ヒップホップ の中で一番上手で、スタイルもとても格好良く、自分はとてもハマっていました。

1on1 中高生部門の中で、印象に残っているダンサーは、Mio です。Mio は徐々に動きが良くなっていった印象でした。オーディション形式の時より対面バトルの方がよく、さらに勝ち上がってもっとよくなりました。女性の中では身長が高く、もっと大きく踊り迫力を出せば、ダンススタイルがかっこいいのでさらによくなるのではと思いました。

CREWについては、印象に残ったチーム / ダンサーは、Body Carnival School のハーフパンツを履いていた B-Boyガキと卑劣な仲間たち のカラフルジャンパーを着ていた B-Boy です。

Body Carnival School の子は、スキルは勿論すごく高く、ここぞという時にしっかりハメて、流れを自分のチームに持ってきており、チームのリーダー感がありました。

ガキと卑劣な仲間たち の子は、スキルもの高さは勿論ですが、動きが斬新でスタイルを確立しており、またネタの出すタイミングがよく、ムーブ構成がとてもよかったです。

また印象に残ったバトルは、Body Carnival School vs さくらクレパス のバトルです。お互いバトルをしっかりしており、上げあっていく感じが見ていてとても心地良かったです。あの日のベストバトルだったんじゃないかなと思います。一番ジャッジに悩んだバトルでもあります。

 

– 出場ダンサー等にメッセージ

小学生については、飲み込みや吸収するスピードも早く、可能性はたくさん広がっていくため、今後が楽しみです。また『とにかくダンスを楽しんでほしい』です。ダンス自体もですが、そこでできた友達、耳にした音楽、肌で感じた空間、カルチャー等いろいろ楽しみはありますし、楽しむ方法は増えていくと思うので、全力で楽しんでください。

中高生については、上手な子が沢山いてほんとに見ていてオープンのバトルを見ているようでした。柔軟にいろいろな意見を聞きつつ、自分のスタイルに取り入れていってほしいと思います。逆に「他人に何て言われようと自分が格好良いと思うこと、曲げたくないと思うこと」は貫いてほしいと思います。また現場で会えるのを楽しみにしています。あとは最後に、親や環境に感謝を忘れずにダンスをしていってください。ありがとうございました。

 


 

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