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REVIEW | MAST☆R’Z vol.3 – JUDGE’S COMMENTS

 

11月19日(土) 名古屋市東区にある STUDIO ONEWAY NAGOYA にて開催された、高校生以下のダンサーを対象にしたダンスバトル『MAST☆R’Z 22-23 SEASON vol.3』審査員総評を掲載!

 

LtoR…Niisora / yuta the psycho / なお / SEIYA


 

 

– バトル全体の感想

全体的にレベルが高かったです。スキルや表現力、音への対応ができているダンサーが多く見られました。特に、音への対応力を僕は1番大事にしているので、そこができているダンサーをピックしました。スキルはあるのに音より動きが先行して早取りになるダンサーがいたので勿体無いなと感じました。自分のスキルをそのまま出すのではなく、曲調や音の雰囲気を理解して自分のスタイルやスキルをどのように合わせたらカッコ良く上手く踊れるのかを考えて練習すると良いと思います。

 

– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)

< UNDER >

優勝した sara は、完璧でしたね。表現力が素晴らしく、踊りの中に緩急があるので見てて楽しかったです。あの年齢でそこの音を取るのっていう場面が多くあり驚きました。将来に期待です。

< OVER >

AOI は、曲の中の全ての音を理解してるぐらい難しい音ハメもこなしており、繊細な POPPIN’ で僕の好きなタイプでした。

< TOP >

決勝の NAKKURU / KO_REN の B-BOY 2名には度肝を抜かれました。パワームーブ以外に自分のネタを持っており、それを決勝でぶつけ合ったので決勝は特に面白かったです。ベスト4の KAIGA は良いHIPHOPしてました。自信持って更にスキルアップしたら必ず進化すると思います。今後に期待です。

< SUPREMACY >

今回のマスターズにおいて1番かましてたのは ライト ですね。ライトは、持ってるもの全てが異次元でした。何も言うことはありません。シド は、惜しくも ライト に負けてしまいましたが、シド も異次元です。僕より下の世代で、名古屋のHIPHOPのシーンを背負って行けるのは シド だと思っているのでどんどん進化してって欲しいです。

 

– 出場ダンサー等にメッセージ

今回2部生だったので仕方ないとは思いますが、後半の部門のお客さんが少ないのが残念でした。とても格好良いダンサーがこれから踊るのに、それを逃してしまうのは勿体ないと思います。踊りにくるだけではなく、自分より格好良いダンサーを見て、刺激を受けて、何か吸収して帰ろうと思ってバトルに挑むと良いと思います。

また、これから「勝ちたい」と思い練習を沢山すると思いますが、練習する気持ちがなければ控えても良いと思います。楽しんでやることで新たな発見も生まれやすくなると思います。まずは、楽しみましょう。遊びたい時は遊ぶ、踊りたい時に踊る、それが1番だと思います。

 

 

 

– バトル全体の感想

小学生でも、中学生、高校生でも、初心者だなぁっ感じるダンサーがいなくて、みんな先生に教えてもらって自分でも練習を頑張ってるんだろうんなと感じました。いつも一緒に練習してる友達や、同じ先生ばかりに教えてもらっていると、どうしても似てしまうことがあると思うので、本当に自分がやりたい「スタイル」を、それぞれ考えて、練習方法やその他を工夫してみても良いのかな?と感じました。

 

– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)

個人的には NAKKURU が、断トツで印象に残っています。パワーの使い方がほんとに上手だなと思いました。

 

– 出場ダンサー等にメッセージ

自分の好きなダンスで、これからも楽しく頑張っていきましょう!

 

 

 

– バトル全体の感想

< UNDER >

2次予選のほうが、みんなリラックスしていて自分を出せていたと思います。決勝戦は 2ラウンド目で集中して新しいニュアンスを出せた sara がよかったですね。準優勝の ShiN も初見でしたがとても魅力あるダンサーでした。セッションタイムは『THE 子供!』なテンションで、みんな笑顔でキラキラ可愛くて素晴らしいダンスをしてました。

 

< OVER >

選びたくなるダンサーが沢山いましたね。体が利くダンサーが多く”ムーブ” になりがちだったので、出し方を大切にしたダンサーと、心をつかまれる踊りが垣間見れたダンサーに魅力を感じました。ruri はあのタイミングでなければと思うともったいなかったですね

BEST4への選出はとてもハイレベルでした。その中でも あおい の質と踊りは別格でしたし、あおい と しずく が同時に出てお互い譲らない姿勢の2人にはグッとくるものがありました。あと ひまり の踊りはとても心に響きました。ジャッジの順番によっても結果は変わっていたかもしれませんね。

< TOP > 

B-Boy 達がサークルの雰囲気作りも上手でとてもナイスでした。全体的には、自分の枠から飛び出るようなダンサーは少なく感じました。ベスト4からはしっかりと自分を持ったダンサー達ばかりで素晴らしかったです。そして自分のジャンルではない曲の時の方が集中していたように思えました。優勝した NAKKURU は終始勢いがあり、すべて楽しんでいる姿がとても格好良かったです。

 

< SUPREMACY >

え!この中から1人しか選べないんですか?なメンツで、もう高校生といえど大人な踊りするダンサーが多く、良い意味で「上手い」より「格好良い」と感じるダンサーが多かったです。それでも シド と ライト は頭ひとつもふたつも抜けていて別格でした。ANJI のあの「出てしまった」感覚も他と違ってよかったと思います。みなさんしっかりカラーを持っているので、そのまま進んでいってください。そして、高校を卒業したら裏岐阜に遊びにきてくださいね笑

 

– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)

ベスト4からは、どの部門のバトルも更にギアが上がり、とてもワクワクしながら見させていただきました。

< UNDER >

NORTH FACE の白Tシャツに、白黒シャツを着ていた女の子は、ボトルスピンで踊ることになったけど、それでも楽しんで自分の枠を越えた良い踊りをしていたと思います。

< OVER >

NEW ERA の黒バケットハットに、NY 黒シャツを着ていた男の子は、ムーブの繋がりが非常にスムーズで、マルチに色々出来るんだろうなーという可能性を感じました。

黒の皮シャツの女の子も、とても上手でした。リズムのキープや、変化などもっと自分の殻を破れそうな可能性を感じました。

< TOP >

前回踊りをみた小学生の時くらいから更なる成長を伴っていた KO_REN は、自分のやりたいことをしっかりやっていて格好良かったです。ナチュラルに自分の感性をしっかり出せてた suisui も非常に良かったです。

< SUPREMACY >

あのサークルから一抜けした シド は流石で格好良かったです。優勝した ライト はダンスも優勝コメントも最高でした。

 

– 出場ダンサー等にメッセージ

バトルに出ると、良くも悪くも色々な感情を得ることができると思います。それは必ず次の糧となるし、プラスも、マイナスも受け入れて経験値を積み重ね『自分カラー』を構築していってください。色々な魅せ方があると思うので「自分がどうありたいか?」しっかり自分と向き合いながら、伸び代しかない今後を楽しんで沢山勝負しにいってください。

 

 

 

– バトル全体の感想

音に対して入り込んで踊れるダンサーが多く、とてもダンサーの踊りがナチュラルに観れました。上手なダンサーも沢山居ましたし、
格好良いダンサーも沢山居ました。

 

– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)

観ていて格好良いダンサーが多かったですが、suisui / ANJI / ライト / AOI この4名の踊りは特に印象に残っています。限られた時間の中で『自分の色を出しながら、どうインパクトを残すか?』さらに “その踊りにどれだけの説得力があるか” そこが重要だと思います。

 

– 出場ダンサー等にメッセージ

皆さんそれぞれ、バトルに対して色々な考えや価値観を持ってトライしていると思います。でもまず第一に皆さんの好きなダンスを楽しんで下さい。バトルですが、楽しんで踊って下さい。そして、自分のカラーが出せる素敵なダンサーを目指して下さい。僕も頑張ります。

 


 

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