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JUDGE’S COMMENTS | N.S.Y vol.19

 

2018年10月13日(土) 名古屋市中区にある CLUB MAGO で開催された HIPHOP 2on2 BATTLE『N.S.Y vol.19』で審査員を務めた4名の総評を掲載!

 


 

 

– 全体の感想

全体的に出場者の意気込み、個性、思いの強さに驚きと喜びを感じました。それがぶつかり合う姿にココロ動かされるバトルが数多くあったし、会場にいた皆であの空気を作っている感じが非常に良かったと思います。

 

– 印象に残ったダンサー, バトルなど (敬称略)

めちゃめちゃ沢山いてますね。(笑) “こいつのココには敵わんなぁって、思ったのは…

・決勝戦の熱い雰囲気を作った4人 Susumu Spaniel Youki / YUUSHIN / TAKUYA
$ENA (Cell) の一発エナジー
AYUMU (浜松市中区泉町のAYUMU達) のナチュラル感
・LITTLE SOLDIERの2人 LEO のストリートファイター級の完成度 / NIISORA の腕 (笑)
KITOHのフリーズ中の息子 (YAMATO) への長渕キックルーティーン
UC の出場者が不戦勝にならない為の24ムーブするという想い

 

– 出場者等へメッセージ

拘りまくって “Rare” 希な存在目指しましょう!そして、人と踊りましょう(笑)

 

 

– 全体の感想

何度かこの N.S.Y には出場させて頂いていましたが、今回はかなり熱く盛り上がった回になったことは間違いないですね。優勝した【天使と悪魔】おめでとうございます。次回は「悪魔と悪魔」に改名よろしくお願いします。悪魔的に強かったと思います。笑笑

今回はダンサーのエンジンがかかるのが早かったのか、オーディエンスがブチ上がるのがいつもより早くてとても熱い空気満載でした。浜松勢の勢いが凄く、TERA(浜松市中区泉町のAYUMU達) や、YUUSHIN (S.Kitchen) を中心にそれぞれにスキルも気持ちも乗せたダンスと仲間達がいる強さが垣間見れました。

関西からも凄腕ダンサーが沢山来てくれていて、全国からこのイベントのために名古屋を訪れてくれることは名古屋のイベントにとって宝物の様なイベントに成長したと思えました。上手なKIDSダンサーが沢山いる昨今、長く続けたイベントなだけに、子供だったダンサー達が青年になり少しづつですが上手さの中にカッコ良さが見えてきた様にも思えました。まぁオーガナイザーでるUCとたえちゃんの凄さを感じました。笑笑

 

– 印象に残ったダンサー, バトルなど (敬称略)

ノルウェーから来た M&M ダンスも抜群にドープで格好良かったですね。僕が一カ月前にノルウェーに行ったばかりで、向こうで一緒に作品を作ったダンサーの友達だったりの偶然もあり運命的な気持ちになりましたね。そして mocomoco 前半の方は、MOMOC@ が引っ張る流れだったのですが、後半になるにつれて Girl Loopz がかなり良くなってきて、2人の良いグルーヴが出てて良いチーム感出てました。後は heggplant 荒削りな中に大きい体を活かした良いヒップホップしているなぁと思いました。

少年の頃からダンスが上手だった LITTLE SOLDIER / DULL 彼らが大人になりつつ格好良くなってきてたのが嬉しかったですね。まだまだ期待したいところです。

 

– 出場者等へメッセージ

これからのダンスシーンは、ストリートダンスである以上〇〇。ヒップホップである以上〇〇。みたいな〇〇がすごく大切になっていくと思っています。〇〇に何をいれるかは人それぞれですが、そこはそれぞれが何を感じてダンスに向き合っているかによってくると思います。

大好きなダンスは、勝ち負けだけの世界ではありません。僕はストリートダンス、ヒップホップからしか人生を学んでいませんが、なんとか生きています。ダンスだけに囚われることなく、カルチャーの中にある色々な物や、それ以外でも沢山の好きな事を見つけてください。人生をディグしたした先に格好良さの様な物は現れると思います。共にカッコ良さを追求していきましょう。ありがとうございました!

 

 

– 全体の感想

長い一日でしたが、最後はみんな同じ気持ちで会場を盛り上げている感じがして素晴らしいイベントになったと思いますまさに今自分が大事にしていることや、これから必要になってくるのではないかと思う事など色んな物が詰まったイベントでした

 

– 印象に残ったダンサー, バトルなど (敬称略)

チームでは、ノルウェーから来た M&M の2人。saga / AVID / aB’z ですね。大学生ぐらいのダンサーとかで何人か気になった人もいます。バトルでは、準決勝と決勝が特に印象に残っています。その他では浜松のシーンと、三谷夫妻 (UC / タエコバドゥ) の面裏での様々な活躍ですね。

 

– 出場者等へメッセージ

ダンスや、ヒップホップというカルチャーにそこそこ長く触れていますが、やっぱりその人の性格や感情などが滲み出てるい “人間臭いダンスや表現” が、個人的には良いなと思うし…それこそがこの文化の良いところだと思います。今回は出場者みんなのそういった部分を沢山見ることが出来て楽しかったです。あと踊っている人が自分のダンスや考えはこれだって主張してたり、踊ってる人を見て「こういう性格なのかなー?」とか「今こういう気持ちなのかな?」とか、バトルしてる人がお互いの気持ちをぶつけて会話していたり、ダンスを通してこういったコミュニケーションが取れることも素晴らしいと思います。こういった点をいつまでも大事にしていかないといけない部分ではあると思います。他にも思うことは色々とありますが、これからもみんなと一緒になって楽しく続けていきたいので、とにかくみんなも踊り続けてほしいです。ありがとうございました。

 

オーガナイザー UC によるイベントレビュー
http://uc.bdance.jp/article/462207805.html