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RIKU (Odd Man Funk) – INTERVIEW

 

東海地区で活動する大学生・専門学生ダンサーを対象にした年間ポイントランキングバトル『T.A.C.D. BATTLE』2018-19 シーズン個人の部で見事チャンピオンに輝いた「RIKU (Odd Man Funk / N.U.STYLE)」にスペシャル・インタビューを敢行。様々なバトルやコンテストで輝かしい実績を残す、若き才能の内面に迫る!

 


 

– T.A.C.D BATTLE 年間ポイントランキング個人の部、2018-19 シーズン・チャンピオンおめでとうございます。まずは自己紹介お願いします。

ダンサー名は RIKU です。現在、名古屋大学に在学中で同大学のダンスサークルである N.U.STYLE に所属しています。また Odd Man Funk, 陸と凪 というチームでも活動しています。

 

– 改めまして、シーズン・チャンピオンおめでとうございます。約一年間をかけて開催されているポイントランキングバトルということで、長い戦いでもあったかと思いますが…見事チャンピオンに輝いた、その感想等をお聞かせ下さい。

優勝が決まった瞬間も嬉しさはありましたが、まずは第一に安堵の気持ちが大きかったです。密かにシーズンチャンピオンを目標に挑戦してきて、途中くじけそうな時もありましたけど「諦めたら絶対後で死ぬほど後悔する」と思ったので、最後まで自分を奮い立たせて頑張ることが出来ました。

優勝の瞬間から時間が経って、この T.A.C.D BATTLE での一年間の挑戦と、そこでの楽しい思い出や悔しい瞬間など…様々を振り返ってようやく “優勝した達成感や喜び” が実感として湧いて来た気がします。

 

– 最終戦での大逆転優勝は、取材していた我々も非常に興奮しました。本当におめでとうございます。

ありがとうございます。

 

– RIKU さんは、個人の部の優勝だけでなく、もう一つの部門である 大学ダンスサークル部門 でも所属する N.U.STYLE が、見事チャンピオンに輝かれましたが…

はい。改めて N.U.STYLE の先輩、同期、後輩など、サークルの仲間達を誇りに思いました。T.A.C.D BATTLE  だけでなく、みんなと過ごした一年間を思い出していくと沢山伝えたいことが出てくるかと思いますが…かなり長くなりそうなので、ここではやめておきます (笑)

 

 

– 仲間達との思い出が沢山あるのは素晴らしいですね。名古屋大学に在籍してダンスも出来て…文武両道なイメージがあるのですが (笑) 大学では何を専攻されていますか?

僕は、経済学部 経営学科 に所属していて、その中で『人的資源管理』を専攻しています。内容的には “企業の人事に関すること” 全般について学んでいるのですが、とても難しくて正直自分は全然ついていけてないです (笑) 授業に関しては全然忙しくないのですが、試験期間は毎回死んでいましたね。

 

– そうなんですね。聞いているだけで難しそうなのが分かりますのでダンスの話に戻して…(笑) RIKU さんは、現在までに数々のバトルやコンテストなどでもご活躍されていると思いますが、今日までの大学ダンス・ライフを振り返ってみて特に印象に残っているシーンなどありましたら教えて下さい。

二年生の終わり頃に『全日本大学ストリートダンス選手権』で、先輩に誘ってもらって出たクルーバトルが印象に残ってます。クルーの一体感と、先輩方の背中の大きさを今までにないくらい感じて「これがクルーバトルか!これが先輩か!」と、かなりの衝撃を受けました。この時に漠然と「自分も後輩から憧れられるような先輩になりたい」と思いました。

 

 

– なるほど。T.A.C.D BATTLE 年間チャンピオンに輝いた RIKU さんは、後輩や仲間達の憧れの存在だと思います。そんな東海地区の大学生ダンサー達が注目する T.A.C.D BATTLE のシーズン・チャンピオンという栄冠を掴み一つの目標を達成したかと思いますが…ダンサーとしての今後の展望や、大学卒業後のビジョン、将来の目標などありましたら教えて下さい。

現段階では、明確な目標とかはないんですね。ただ、どういった形であれ今後もダンスは続けていきたいと思っていますし、続けていくだろうと思います。個人的な本音を言えば “ダンスの楽しさ” を忘れず、自分が感じるままに踊り続けていけたら良いなと思ってます。

 

– 今後の更なるご活躍を SOUL CITY NAGOYA も応援しております。まだまだお聞きしたいことはありますが…最後に 今シーズンも T.A.C.D BATTLE にチャレンジするダンサーを始めとする大学生ダンサーの後輩などへメッセージをお願いします。

自分もまだまだ半人前なので、偉そうに言えることは何もないのですが…『自分のダンスに自信を持って踊ること』を一番大切にして欲しいと思います。バトルというフィールドなので「勝ちたい!」などの目標や気持ちを持って臨むことはとても大事だと思います。しかし、それ以上に “踊りを楽しむ気持ちや、踊ることが楽しいという感情” を忘れないようにしてほしいです。”自分が楽しくて踊っているダンス” に自信を持って踊って、それで結果がついてきたら一番嬉しいと思うので。短い学生ダンス生活を存分に楽しみながら、みんなでもっと東海地区の学生ダンスシーンを盛り上げていきましょう!

 

内に秘めたる熱い闘志と、その高いダンス・スキルを武器に 2018-19 シーズン『東海地区 NO.1 大学生ダンサー』の栄冠を勝ち得た RIKU (Odd Man Funk / N.U.STYLE) 熱く躍動する若き才能の更なる活躍と、今週末から始まる「T.A.C.D. BATTLE」新シーズンでも新たな可能性に満ちたダンサー達の活躍に注目していきたい。

PHOTO : TANA / Ichiiiiiii
TEXT : SOUL CITY NAGOYA

 

<プロフィール>

■ RIKU (Odd Man Funk / N.U.STYLE)

東海地区で活動する大学生, 院生, 専門学生などを対象にした年間ポイントランキング制ダンスバトル『T.A.C.D BATTLE』2018-19シーズン年間チャンピオンに輝くなど、その世代では類を見ないほどの活躍を見せる LOCK ダンサー。高いスキルと音楽と一つになるようなグルーヴ感溢れるダンスは観るものを魅了する。