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BBOY DOUBLEU – INTERVIEW

 

2014年6月1日(日)に開催された『WDC BBOY 東海予選』ゲストジャッジ “BBOY DOUBLEU” 氏に、WDC東海予選の総評から、ワークショップの感想。そして今回感じた東海地区のBBOYシーンの印象等をお聞きしました。

 


 

– 先週末に開催された『WDC BBOY 東海地区予選』お疲れ様でした!まずは東海地区予選の感想をお願いします。

61チームのエントリーからも分かるように “名古屋BBOYシーン” そのものが盛り上がっていることに感銘を受けました!

BBOY BATTLE という1日を通して「本気で優勝を狙っている人」「初めてバトルに挑戦する人」「色々な人との交流を楽しんでいる人」様々な気持ちを持った人達が『WDC 東海予選』を通して1つになって盛り上がっていて、本当に良いイベントだと思いました!

また、各地方の予選ではなかった「トップロックコンテスト」も開催され、名古屋BBOYシーンの特色も出ていたWDC 東海予選だったと思います。

 

– では次に東海地区予選で、DOUBLEUさんが、個人的に印象に残っている CREW,BBOY,BGIRLを教えて下さい。

まずCrewとして、2on2バトルとして非常にチーム感を感じたのは…「Sunfreshmonkees」「Naked Gunz」「ガンスモークサーティン」です。上記チームは、CREWのスタイルの特色が見えたり、とても息があっていて、特に印象に残りました。

「Naked Gunz」は個々の踊りも非常に安定していて、その中に自分のスタイルも確率されてて、とても良かったです。準優勝で WDC FINAL 出場も確定しているので、FINALでは注目されるCREWになると思いましたね!

個人として印象に残ったのは「BGIRL AKANE」「BBOY 龍BEAR」「BBOY KAMENASHI」「Bboy ペプシマン」です。

「AKANE」さんは、トップロックからフットワークまで音楽にマッチしていましたね。狙ってやっているようなわざとらしさも全くなくて、見ていて引き込まれました。

「龍BEAR」さんは一見、地味に見られるタイプだと思いますが…リズムの良いトップロックと、シャープでいて早さもあり、なおかつシルエットの良いフットワークを使いこなしていて、個人的にすごい好みでした。

「KAMENASHI」さんは、スキルや音に対して合わすフリーズだったりが絶妙でかっこよかったです。

「ペプシマン」さんはフットワークをやっても、トップロックをやっても、パワームーブをやっても、フリーズをやっても全部のクオリティが非常に高くて…ソロでこれからドンドン活躍していくBboyだと思いましたね!

 

– なるほど。では、そんなBBOY, BGIRL達が出場した『WDC 東海地区予選』から感じた ”東海地区のBBOYシーン” の印象をお聞かせ下さい。

それぞれのCREWのカラーやキャラが、とても色濃くわかれていているなと思いました。

あと、今回特に感じたのは…皆ダンスそのものを楽しんでいて、BBOY達がスゴく仲が良かったこと。イベント中は、会場の中も外も終始笑顔の耐えない雰囲気があって、でもバトルになったら本気で戦っていて、それが終われば「皆が友達」という感じで…東海地区のBBOYシーンの素晴らしさを改めて感じた一日でした。

 

– そうですね。今回、本当に良い雰囲気でしたね。このようなJAMを今後も続けていけるよう、我々も頑張ります。では話を変えて、WDC翌日に開催されたワークショップの感想等をお聞かせ下さい。

受講してくれた皆が、本気でなにかを吸収しようとしていて…楽しむというよりダンスに対して本気なんだ!という感情がとても伝わってきましたね。

ワークショップをしている僕のほうが緊張してしまいそうなくらい、話しや踊りの一つ一つを真剣な眼差しで見て、聞いてくれていたので、僕も気持ちを込めてレッスンさせて頂きました!

 

素晴らしいですね!まだまだお聞きしたい事は沢山あるのですが…最後に「WDC東海予選」に出場したBBOYや、ワークショップを受講されたBBOY。そしてこの記事を読んでいるBBOY,BGIRLに一言お願いします。

WDCを開催するのにも主催者がいて…バトルをするのも音楽を流すDJがいて…そして相手のBBOY,BGIRLが居て、はじめて成立するものです。

その事を理解して、周りの全ての人達に “リスペクト” を持ってこのシーンに携わってもらいたいです。そうやって皆で協力していければ、もっと良いBBOYシーンになっていくと思います!

今回とても若いBBOY,BGIRLが参加していたので、そういう若い子達には「自分の苦手と思っている技」にも「自分が苦手と思っている場所」にも「自分が苦手と思っている人」にも心を閉ざさないで、自ら挑戦していって、進んで関わっていってもらいたいです!そうする事で、より「自分」と言うものを知ることが出来ると思うし、自分が持つ可能性が更に広がっていくと思います!

東海地区のBBOY,BGIRLの皆さんと、またお会い出来る時を楽しみにしています!最後までこの記事を読んで頂き、ありがとうございました。

TEXT EDIT : SOUL CITY NAGOYA