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COLUMN – 青春真っ盛り、、、な30代前半の夏。

 

daft, INDIAN CREW として全国的に活躍する、東海地区を代表するHIPHOPダンサー『UC』による SOUL CITY NAGOYA COLUMN 第七弾!

 


 

どうもです。皆さんは、JAPAN DANCE DELIGHT (JDD/JAPAN/ディライト) て知ってますか?

 

大阪の ADHIP という会社が主催しているストリートダンスコンテストとしては世界最大級といっていいくらいの知名度とレベルの高さを持ったダンスコンテストです。

 

 

国内6ヶ所、海外8ヶ国の予選を勝ち抜いたチームのみが出場できる訳ですが、

今回僕はdaftというチームで出場します!

 


daft (masahiro/UC)

 

昔からの仲間、戦友、Skullzも出場します!

 


Skullz (HIROTOTTI/DEJI)

 

そこで、今回Skullz&daftの合同応援席を用意してもらえることになったので、
ぜひこのブログを見ているみなさんにも会場まで応援に来ていただきたいです!

******
8/29(土)12:30-21:00
JAPAN DANCE DELIGHT vol.22
@パシフィコ横浜
全指定席:5800円(4歳以上有料)

応援席申し込み締め切り:7/10(金)
申し込み先: ucdaft@gmail.com
※名前、枚数を記入してください。
※daft,Skullzのメンバーに直接連絡とれる人は直接連絡していただいて構いません!
******

毎年チケット完売の人気イベントですが、
一般発売前にチケットを確保できます!

さらにはみんなで固まった席をいくらでも確保できますw

そんな応援席でぜひ世界一のダンスチームが決まる瞬間を見届けてください!!

 

 

というわけで、
今回は皆さんにディライトについて知ってもらい、
ぜひ会場まで足を運んでいただきたいと思うので、
ぜひ僕らの想いを読んでもらえればと思います。

 

 

↓↓↓
JDDは年一回の開催で、今年で22年目の歴史ある大会です。
日本にHIPHOP、ストリートダンスが伝わってから30年ちょっとなので、
その黎明期から全国規模で開催され続けているというのは相当な努力と苦労があったんでしょう!
ちなみに名古屋のDANCE DYNAMITEはさらにその上をいく25年です
どちらもすごい。

 

とにかく、
全国にいる憧れのトップダンサーたちがみんな本気でぶつかっていってるディライトは、
毎年熱くなれるそれはもう魅力的なイベントですし、
音楽と身体ひとつでどこまで表現していけるのかと、
それぞれのチームのダンス哲学と情熱と絆が感じられてほんとに昔から好きなイベントでした。

 

そんなJDDに出るためには、
CITYシリーズで入賞するか、
地区予選を通過するか、
もしくは、過去のJDD入賞でもらえるシード権を行使するか。

 

CITYシリーズとは、
OSAKA DANCE DELIGHT(ODD)、TOKYO DANCE DELIGHT(TDD)、NAGOYA DANCE DELIGHT(NDD)の3つの大会。
数年前までNDDはなくて、YOKOHAMA DANCE DELIGHT(YDD)があったりしましたね。

 

地区予選は、
今年は札幌、仙台、東京、大阪、福岡であって、
昔は名古屋でもあったり、広島でもあったり、札幌はなかったり、
その時々でいろいろでした。
海外は上海、ソウル、NY、パリ、ドイツ、フィリピン、シンガポールなどなど拡大中!

 

まぁなんにせよ、CITYシリーズ入賞も地区予選通過もどちらもほんとに難関でして、
どの大会もバケモンみたいなダンサーたちが集結してガチの作品で勝負かけてくる上に、
たとえ地区大会だろうが、全国から腕に覚えのある奴らが集まるわけで、
よっぽど何かに突き抜けていないと結果を残すことが難しい大会だと思います。

 

スキルやグルーヴといったダンス力、選曲、振付、構成、フィーリング、個性。
何を基準にするとしても、その水準が高くなければいけない。

 

 

だから、僕らもJAPANの舞台に立つことを夢見て、若い頃から何度も挑戦しましたし、
広島や福岡、仙台なんかの予選にも出に行ったけど、
全国の壁は厚く、かすりもしないまま数年が過ぎました。
バランスとれた上で突き抜けなければいけないというレベルの高さに、
ただ突き抜けている“風”の僕らは中途半端な存在だった気がします。

 

 

そんな僕らdaftがようやくJDD出場を決めたのが、
2011年のvol.18の時でした。

 

この前の年のJDD vol.17が終わった時に、名古屋の重鎮KATSUさんから、
「名古屋生え抜きのチームがもっとJAPANにいってほしいし、
今のdaftは限りなくJAPANに近い存在だから、
あとはウイークポイントの音編を俺に任せて欲しい。」
と言っていただき、音編を協力いただいたのですが、
その矢先の通過にびっくりしましたね◎

 

今までただただマニアックな選曲と自己満的な繋ぎがずっと気になってたようで、わざわざ声をかけてくれました。
KATSUさん、ほんとにお世話になりましたm(_ _)m

 

一緒に音源を相談していく中で、
KATSUさんのダンスへの愛情、シーンへの愛情、名古屋への愛情、
たくさん感じられたし、感動したし、それを受け継いでいきたいと思いました。
僕はKATSUさんの生徒でもないし、スタイルも全然違うけど、
名古屋ダンサーの後輩として、ずっとKATSUさんの想いを受け継いでいきたいと思っています。

 

 

そんなこんなで初めて出場できたJDDの時に、
OBRIGARRDの“THE GRAND CUMBIA”に出逢いまして。
視聴の段階でぶっ飛ばされた俺は、即音源に採用!
初のJDDの舞台でOBRIGARRDで思い切り踊れたこは今でも良い思い出です。
ただ、練習段階でまさひろと仕事の都合が合わず十分に準備できなかったことが今でも残る悔いです。。。

 

とにかく、この曲はいつ聴いてもほんとにカッコ良くて!
名古屋ダンサーの間では、
daftといえばこの曲!みたいなイメージに一部でなれたことは僕の誇りです。
そのおかげで、2013年にはOBRIGARRD×daftでセッションSHOWをさせていただく機会もらえましたしね(^^)

 

話がそれましたf^_^;

 

初めて出たJDDには、daft応援席でほんとにたくさんの人が来てくれて、
とにかくどれだけたくさんの人に支えられ期待されているのかとほんとに胸がいっぱいになった覚えがあります。
JDDではまったく結果残せていませんが。

 

その後、翌年のvol.19にも連続出場させていただいて、
この年は、Skullz,daft,SLAM BAD FUNK(モリアツさん)、TRUSTなど普段名古屋でともに頑張っている人たちと一緒にJAPAN出れたことが嬉しかったですね!!

それでも、かすりもせずに負けてますが。
JAPANに出れても、そこからJAPANで入賞するチームとはまだまだ差が大きいなぁと感じずにはいられませんでした。

 

そこから、
vol.20ではドメスティックバイオレンスが出て、
vol.21ではSkullzもPINOCCHIOも出て、
毎回名古屋チームはドキドキワクワクさせてくれるけど、入賞は叶わず。

 

そして、今回はvol.19以来のSkullz&daft。
あとは岐阜からBO:CEに、名古屋出身だと泰智のENcounter ENgravers

 

僕らも、もうそろそろJAPANに出るだけで終わらせたくないなという気持ちはあります。
JAPANの舞台は立てるだけでほんとにすごい場所だと思っています。
好き勝手に踊ってきただけの自分が、まさかこの舞台で踊れるようになるとは学生の頃には思ってもみませんでした。

 

それでも、こうやって機会を与えていただける以上、
わずかな可能性にかけて、自分自身、daft自身を磨き上げて、積み重ねて、壊して、
その先に掴むなにかで勝負したいと思っています。

 

名古屋チームでいえば、
KENJIさんがJDD vol.15でPINOCCHIO&GLASS HOPPERで優勝され、日本一となっていますが、
名古屋で活動されるダンサーのみのチームでとなると、
vol.4でのHi-PROBLEM CHILD(RYO-Zさん、Yo-skeさん、OJIROさん)とか、
vol.2でのPINOCCHIO(KENJIさん、PINOさん、TOMOKAZUさん)が特別賞に選ばれて以来、
入賞はないのですが、そこの歴史を打ち破れたらと思います。

 

と、DEJIさんも相当気合い入ってます!
HIROTOTTIさんは何も考えてないでしょう!
masahiroは仕事忙しすぎてそこまで考えられていないでしょうw

 

 

とはいえ、勝負に惑わされて自分たちのダンスが出来なくなるのは死んでもイヤなので、
daftカラー、Skullzカラーをナチュラルに押し出していこうと思います。

 

まぁそれしかできないんですが。
今の僕らの感性と表現を発信していきます。

 

結果のために踊っているわけではないのだけれど、やっぱり結果も大事で。
それでも結果は欲しいけど、これが自分たちだって言えるダンスが出来る方が大事で。
コンテストがなくても俺は踊っていくけど、コンテストがあるとやっぱり興奮するしw

 

いろいろ矛盾しているし、
正解のないダンスに順位をつけるということの意義については時々分からなくなる時もあるけれど、
それでも、やっぱり、
人に評価をされるのってある意味で楽で、優しくて、
それ以上に自分自身で自分自身をちゃんと評価できるように、
妥協せずしっかり向き合っていくことが大事なんだなと思います。

 

まだまだ弱い自分は、
自分自身で出した答えの一部を人に委ねていて、
そのために応援されたい、評価されたい、結果出したいという欲に繋がっています。

 

欲を捨てたHIROTOTTI僧はさらにネクスト捉えているかもしれませんが、
僕は僕で欲にまみれた自分自身もさらけ出して、
どこまでいっても満たされないハングリー精神からでる“醜悪の美”までも、感じていただけたらと思います。

 

JDDは毎回JUDGEも超豪華で。
今回は海外勢が、
ドイツのバトルキングUKAY!!
ハウスレジェンドSEKOU
フィーリング満載ポッパーGATOR!!
ダンスに対する姿勢をめちゃ尊敬しているYOSHIEさん
3D CREW、OGSで2度JDDを制したKUSSUNさん
DEFでJDDを制し、常に新たなスタイルを打ち出してく僕の大好きなD’OAMのMOCCHINさん
静岡が産んだモンスターであり鉄人、世界一のハウサーHIROさん
去年のJDD覇者であり、僕はこの人のクラブノリが大好きなTAKE-Cさん

 

豪華すぎますね◎
そりゃ世界一を決めるわけだから当然といえば当然ですが、
この人たちのJUDGE DEMOだけでチケット代のモトとれるんじゃないでしょうか?

 

そして、俺は俺で憧れたり尊敬したりするダンサーたちの視線を独り占め(正確には2人占め)できる贅沢は堪能させてもらうし、
そこで出た結果に一切の文句はないと思います。
負け惜しみはあるかもしれませんがw

 

結果を出していただけることへの価値と感謝と、
それでも最終結果は自分自身で下せるだけの自分でありたいです。

 

長々と書きましたが、
ダンサーとして、これだけ注目を浴びて自分の踊りを観ていただけることは幸せです。
僕はそんなダンスを観ることも自分たちのダンス感を刺激してくれます。

 

濃度の濃い1日をみんなで共有して、
今後のダンスライフに生かしていきましょう!

 

余裕ある人は夜一緒に横浜中華街で飲みましょう!笑

日帰りで帰らなきゃいけない人は、
名古屋、豊田~横浜間で日帰りバスを出すので、
それも活用してください!
おそらく往復6000円くらいです!

定員や予約については、詳細連絡するので、
ぜひチェックお願いします!!