1. HOME
  2. 特集
  3. AMI (A’s / Hot chix) – INTERVIEW

AMI (A’s / Hot chix) – INTERVIEW

 

2019年3月10日(日) 東海市芸術劇場にて開催される、ダンスエンターテインメント + 大人数制ダンスコンテスト『master works TOKAI』第六章。特別企画として、東海地区を拠点に活躍する実力派コレオグラファーのインタビューを掲載!第四弾は『AMI (A’s / Hot chix)』が登場!

 


 

– まずは自己紹介をお願いします。

Ami です。A’s / Hot chix というチームに所属していて、WAACKING をやっています。現在はオーストラリアのシドニーで生活しています。名古屋で活動していた時は、レッスンをやったりチームでショウケースやコンテスト、バトルにも出たりしていました。

 

– 名古屋で活動している時から様々なフィールドでご活躍されていましたが、ダンスを始めたきっかけを教えてください。

小学生の時に SPEED というグループを見てダンスがしたいと思い、近くのスタジオに通い始めました。

 

– 振付師としての活動を始めたきっかけは何だったでしょうか?

振付師という意識は自分の中ではありませんが (笑) 振りを作るようになったのは、インストラクターをやっていた時からスタジオの発表会やレッスンの際にも振付する機会が沢山あり、それがきっかけになったと思います。

 

– そういった作品を作る際に大切にしていることなどはありますか?

振り付けや作品を作る際は、その時に熱中していることでテイストなどは変わっていると思いますね。ただ一貫して「音楽を表現したい」という気持ちはあります。

 

– なるほど。では振付師や作品プロデューサーとして携わったコンテストやステージで、思い出に残っているものなどはありますか?

全部!全部ですね!

 

 

– 今回は、東海地区の大人数作品ダンスコンテストの最高峰 master works TOKAI とのスペシャル企画としてインタビューさせて頂いておりますが、当イベントに参加して感じたことや、その当時の思い出などあればお聞かせください。

そうですね。まず “競い合う場所” というのは良くも悪くもプレッシャーや不安はつきものだと思います。また master works TOKAI は誰か一人ではなく皆んなと挑むものですが…勝っても負けてもリーダーが全てを背負うことになります。けれど『ダンスという面では全て同じ』で、自分の拘りをダンスで表現するだけだと思います。そこにオプションでトータルの勝敗が付いてくるという感じ。なので、”ダンスだけではない” という感じもしますね。

でもダンスだけで勝ちたいのが理想ですよね。作品を良く見せる為の飾りは沢山あるけれど、『自分らしい本当のダンスをする事』を目標にすれば自然と良いものが出来てくるのかなとも思います。もちろん悔しい思いをすることもありますが、それでも長い目で見たら、そうやって挑戦する事に意味があると思います。実際に出場していた当時は色々飾りました。その部分も評価されたのだと思いますし、ダンス面で圧倒したという訳ではなくトータルで勝ったんだなとも思います。あの時は、周りの皆んなが喜んでくれて勿論嬉しかったですが、今思うと悔しい面もありますね。

 

– なるほど。そういった様々な経験を重ね、ダンスに対する考えや心境の変化などはありましたか?

そうですね。今となっては、舞台が大きくても小さくても…照明があってもなくても…輝かしい舞台でも地味な家での練習でも…全力で取り組める事がすごい事なんだなと改めて思います。リーダーになるなら「自分のことを好き」と思って一緒に踊ってくれる仲間の為に、必死に全力で頑張って下さい。是非こういう場所でそんな仲間と出会って下さい。「master works TOKAI だから」と気張らずに、いつでも素晴らしい踊りを出来るように日々踊っていて下さい。

 

– 素晴らしいですね。まだまだお聞きしたいことは沢山ありますが、最後にこの記事を見ている方や、master works TOKAI に 出展 / 出演 を考えている方々などへのメッセージなどありましたらお願いします。

全く出来ていない私が言うのも変ですが…先ほど話した “どんな環境でも全力で取り組めること” が自然にできている人は格好良くて、そんな人が作る作品はおもしろくて、そんな人の周りには本当のダンス好きが集まってくると思います。時代も勿論ありますが、スタジオ育ちの私にはそんなシンプルな事が羨ましくて理想でもあります。見栄やプライドは振り払って皆んなで一緒に頑張りましょう。私も更に成長できるようゼロから頑張ります。理想の話だったりをしていますが、実際私の周りにはそうやって踊り続けてる格好良い人達が沢山います。「どうなりたいか?」は人それぞれですが、視野を広げて色々な場所に赴き、尊敬できる人達と出会い、様々な感覚や経験を共有していくと良いと思います。

今後 master works TOKAI に出る人達は「どんな気持ちでチャレンジするか?」が大切だと思います。出るなら全力で頑張って下さい。長くなりましたが、こんな実績も信念もない中途半端な私の理想像を聞いてもらってありがとうございます。

偉そうに話していますが、私は全然偉くありません。私のことをよく理解している人は知っていると思いますが、一人じゃ何も出来ない人間です (笑) なので私より頑張っている人達にこんなアドバイスをするなんて、とても恥ずかしいですが少しでも役に立てれば幸いです。遠くからですが、出展並びに出演される皆様にとって最高のステージになることを祈ってます。ありがとうございました。チアーズ!

 

[プロフィール]

・AMI (A’s / Hot chix)

オーストラリア・シドニー在住。ティーンズ時代より、高いダンススキルと豊かな表現力を武器に様々なコンテストやバトルで輝かしい実績を積み重ねる。溢れ出る表現者としての才能は、作品プロデュース面でも遺憾無く発揮され、master works TOKAI, Legend Tokyo などの大舞台でも素晴らしい作品を披露。幅広い層から注目を集めている。