REVIEW | MAST☆R’Z 2021-22 vol.2 JUDGE’S COMMENTS
6月20日(日) 名古屋市中村区にある pineapple studio Scream 名駅校にて開催された、中部地区の高校生以下のダンサーを対象にしたダンスバトル『MAST☆R’Z 2021-22 SEASON vol.2』の審査員総評を掲載!
LtoR…CHABO / あいり / RINKA / Young Loopz
– バトル全体の感想
小学三年生以下を対象にした UNDER CLASS、小学四〜六年生を対象にした OVER CLASS は、出場者全員がダンスを楽しんでいて良かったです。まだまだ、初バトルの人もいて緊張する姿もありましたが、出ていくうちに “緊張を味方につける術” を学んで行くと思うので大丈夫だと思います。まずは純粋にダンスを楽しむ事が大事だと思うし、それができていたので良かったと思います。
これからも楽しんでやれれば、成長もするし、バトルの結果もついてくるでしょう。(好きであれば、他の人よりも踊りますからね!もちろん過程で苦しい事や悔しい事もたくさんあると思いますが。)
中学生を対象にした TOP CLASS、高校生を対象にした SUPREMACY CLASS はレベルが高かったと思います。特に SUPREMACY CLASS は年齢関係なく活躍できる人が多かったと思います。
この年齢層になると、やりたい事や表現したい事「どんなダンスを踊りたいのか?」等自分を持っている人が多く、それを信じて磨き続けて来た人が活躍していた印象です。上位に残った人達はみんなストイックに追い込んでいて、なおかつダンスが好きだ。という事が伝わってきました。
– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)
全体として HOUSE ダンサーの踊りは見ていて特に楽しかったです。その中でも 緋莉 の表現は個人的に良いと思いました。ブレイキンでは、AYU (WEST-O / warring states) / OUKI (Take It Octopus) / KO_REN (KING JACK) は非常に良かったです。他にも「かっこいい!」と思った人は沢山います。一次予選を勝ち上がった、ヒップホップ・ダンサー、ポッパーは特にかっこ良かったという印象です。
– 出場ダンサー等にメッセージ
いつも言う事なんですが『ダンスを楽しんで下さい』という事です。(笑顔で踊った方が良いとか、楽をするという意味ではないです。)僕もここからダンスを楽しみ続けます。また次の機会に皆さんと踊れる日を楽しみにしています。お疲れ様でした!
– バトル全体の感想
UNDER CLASS / OVER CLASS では、みんな踊れる子ばかりでビックリしました。その中でも素直に音が聞けて、それを表現しようとするダンサーが勝ち上がっていったと思います。TOP CLASS / SUPREMACY CLASS は、みんなそれぞれのスタイルを持っていて、素敵でした。それをもっと磨いて自分だけのスタイルを貫いていって欲しいなと思います。
– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)
UNDER CLASS は全員それぞれに素晴らしいダンスを披露していたので、全員印象に残っています。
OVER CLASS に出場していたHOUSEの kanaty は「ダンスも音楽も好き」というものがとにかく伝わってきて、とても印象に残っています。POPの AOI (音リ) は、勝ちたい気持ちが見えたし勢いもあってとてもよかったです。優勝した なっち は、後半に上がるにつれて動きも良くなって、音楽に入り込んでいてとても良かったです。
TOP CLASS に出場していたLOCKの MOENO (Beatamuse) は、ナチュラルに音にのれていてとてもカッコ良かったです。名前がわからないのですが、Aサークルに出ていた ターバンを巻いたHOUSEの女の子 も、音楽とダンスが一体化していて、とても印象に残っています。
SUPREMCY CLASS では、ベスト4 決定戦が特に凄かったですね。その中でも、ベスト4 決定戦での KAREN (FACULTY) が、女性ならではの、女性だからこその HIPHOP スタイルを貫いていて最高に格好良かったです。
– 出場ダンサー等にメッセージ
みんな本当にスキルがあって、予選からとてもハイレベルでびっくりしました。もちろん技術も大切だと思いますが、自分だけの何か “特別な強み” というのを探してみるのも大切だと思います。自分だけの何かを磨くことで今よりももっと素敵なダンサーになれると思います。一日通して出場者全員の素晴らしいダンスを見れてとても楽しかったです。ありがとうございました。
– バトル全体の感想
小学生は全体的にダンスを楽しんでるっていうのが一番伝わってきた部門で素晴らしかったと思います。その中でも “キャラクター性” というか、自分の個性を既に見出し始めてる子がトーナメントに上がったのかなと感じました。
中学生, 高校生は、ともにレベルが高くて終始ワクワクさせていただきました。その中でも、自分のムーブで会場の空気を変えるぐらいのパワーを持ったダンサーがトーナメントに上がってきた印象です。
– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)
印象に残ったダンサーは、TOP CLASS に出場していた Mii (BabyBoo) ですね。HIPHOP の楽曲のときにでるエグさが、他ジャンルの楽曲のときでもブレずに出ていて、とても印象深かったです。後は、SUPREMCY CLASS 準決勝の2つのバトル が、お互いをリスペクトしながらもぶつかり合う、そのバトル感は強く印象に残っています。
– 出場ダンサー等にメッセージ
『自分としっかり向き合って、常に追求し続けること』が大事だと思います。あと、自分自身が大切にしてることなのですが、音楽があってこそのダンスだと思うので、音楽の感じ方も探究&研究していくと良いのかなと思います。出場したダンサーのみなさん、たくさんの刺激をありがとうございました。
– バトル全体の感想
小学生〜高校生まで全て見させていただいて、出場者全員それぞれに光るダンスを踊っていて最高に楽しみながら審査させていただきました。前半に行われた小学生部門では「こんなに踊れるんだ!」と驚かされることが多く、中高生は想像通りにレベルが高く審査を迷ってしまう場面も多々ありました。出場者の熱いダンスを見て「自分ももっと頑張らないと!」と感じた一日でした。
個人的に感じたこととしては、流れている音楽の中でもっと遊べるとさらに良くなるのかな?と思いました。(ビートで踊るのか?メロディーで踊るのか?歌ってるボーカルを拾って表現するのか?等…) 今回勝ち上がっている人は、そういった音楽表現を自然に出来ていたと思います。
– 印象に残ったダンサー / バトル等 (敬称略)
TOP CLASS 優勝の Mii が特に強く印象に残りました。予選から一日通して、本当に素晴らしかったです。終始、かかる音楽に入り込んでいて、対面バトルでは 対戦相手のダンスに対してアンサーもしていて本当に格好良かったです。UNDER CLASS 優勝の 穂音 もあの年齢でちゃんと音楽を聴いて踊っていて、純粋にすごい!と思いました。
– 出場ダンサー等にメッセージ
フリースタイルバトルは、様々なジャンルのダンサーがいて、多種多様な音楽がかかります。そういった性質があるので『そのかかった音楽の中で、どれだけ自分を出せるか?』が大切だと自分は考えています。音楽あってのダンスなので、自分の好みの音楽や、そういった嗜好は大切にしつつ、例え「自分が苦手な曲だなー」と感じる曲で踊らなければいけなくなっても、その状況、その環境を思いっきり楽しんでみてください。出場者の皆さん、今日は素晴らしいダンスをありがとうございました。
■ 7月18日(日)『MAST☆R’Z 2021-22 SEASON vol.3』開催!
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■ 8月7日(土)『ST☆RT LINE vol.1』開催!
東海地区で活動する高校生以下のダンサーを対象にした年間ポイントランキング制ダンスバトル『MAST☆R’Z』が、バトル経験の少ないダンサーや、仲間や友達と一緒に出場を希望するダンサー向けの新たなバトルを始動!